【東サラ1歳馬】10月末更新 関西馬編

こんにちは。

 

 

10月末に東サラ3度目の1歳馬更新がありました。
先日、関東馬をまとめましたので次は関西馬です。

 

 

それでは参りましょう

 

セレブレイションキャット15
(ブルーグラスファーム)
馬体重452キロ。(9月末435キロ)
担当スタッフ「馬房の関係でこの馬だけブルーグラスに残っていますが、何かトラブルがあったわけではないですよ。順調に馬体重も増えていますし、体高があるのでまだ増えそう。全体に伸びやかさもあります。どちらかといえば薄手な馬体をしているので、今後のトレーニングで中身を充実させながら厚みを出していければいいですね。ただ、ディープの仔らしい格好をしていますよ。現在は馴致も終えてフラットワークで調整中。今のところ気になる点もなく、千歳に移動後はすぐに立ち上げられるよう態勢を整えておきます。まだはっきりした日程は出ていませんが、11月初旬にも移動の予定になっています」

 

ツインテール15
(ファンタストクラブ)
馬体重424キロ。(9月末421キロ)
10月27日に辻牧場から移動してきました。入場後の馬体チェックで左前肢がやや腫れていたので、念のために確認しましたが、打撲による腫れとのことで腫れ自体は順調に治まってきています。馬運車内でぶつけてしまったのか、それとも他の場所なのかは特定しにくいですが、とりあえず大事ではなくホッとしました。いずれにしてもまだ来場して間もないので、環境に慣らす意味もこめてしばらくは軽めの運動にとどめるつもりです。来場後に抱いた印象は、小ぶりながらも骨格が良く品のある馬だなという点。それに腱や靱帯も柔軟性に富んでいて身のこなしにも良さがあります。成長をうながしながらじっくり進めていきたい馬ですね。

 

レッドエルザ15
(ノーザンファーム早来)
馬体重445キロ。(9月末441キロ)
順調に馴致が進んでおり、10月からは屋内坂路コースでの運動も開始しました。現在、週3日は坂路コース800mをハロン18秒ペースで登坂しています。馬体重は大きく変わりませんが、普段から元気一杯で飼葉の喰いも旺盛ですので、馬体はこれから大きくなってくるでしょう。調教では軽快なフットワークでスピード感溢れる走りを見せています。走ることに前向きで、騎乗スタッフの指示にもとても従順です。素質を感じさせる動きを見せており、まずはしっかりと基礎体力を付けて次のステップへと進めていきます。 馬体重441キロ。

 

サクラサクⅡ15
(社台ファーム)
マシン運動60分。馬体重476キロ。(9月末475キロ)
担当スタッフ「入場後は馴致場での速足訓練を行っています。問題なくスムーズにきていますね。まだ時計云々という段階ではありませんが、現時点でも捌きの素軽さは目につきます。この兄弟は一様に良いものを持っていますが、本馬も父の産駒らしいバネの良さを感じるので、今後の成長がとても楽しみです」

 

レッドヴァージン15
(社台ファーム)
馬体重466キロ。(9月末470キロ)
担当スタッフ「騎乗訓練もスムーズにこなし、現在は丸馬場でのキャンター調教を開始しています。合間にはトレッドミルでの運動もこなしていますよ。動きには力強さがありますし、体つきも良いいですね。運動を始めてからは全体に伸びやかさも出てきています。ここまでは本当に良い感じに推移しているので、この調子で乗り進めていきたいところです」

 

レッドメデューサ15
(ノーザンファーム空港)
周回キャンター2500m、週2回坂路2本(F18-20)。馬体重427キロ。(9月末424キロ)
担当スタッフ「この中間もとても順調ですね。周回キャンターで2500mを乗って体力強化を図りつつ、週2回の坂路も900mを2本消化しています。小柄でピリッとしたところはありますが、2週間ほど前にもリフレッシュ期間を1週間設けたようにメリハリを利かせているので、馬体が細くなった印象もなく余裕を残しながらメニューをこなせています。筋肉量も豊富で肌艶を見ても体調は良いのでしょうね。動きの方もディープらしいやわらかな動きが出来ますし、ここまでは目立った課題はありません。今後も心身の状況をよく確認しながらメニューに緩急をつけていきたいですね」

 

エリモピクシー15
(ノーザンファーム早来)
馬体重451キロ。(9月末426キロ)
順調に馴致も進み、10月からはコースでの運動を開始しています。現在、週3日は屋内周回コース1800m、週3日は屋内坂路コース800mでそれぞれ乗り運動を行っています。馬体は小柄ながらも幅が出て、馬体重も増加しているように着実な成長を示してくれています。環境の変化に少し戸惑いを見せることがありますが、調教中は集中することが出来ており、特に気になるほどではありません。素質を感じさせるフットワークを披露しており、これから少しずつペースアップを進めて力を付けさせていきます。

 

プリンセスルシータ15
(社台ファーム)
馬体重416キロ。(9月末403キロ)
担当スタッフ「中間から馴致場での速足訓練を開始しています。運動を課したことで体の使い方が良化して伸びやかさが出てきた印象です。馬体にも幅と深みが出て少しずつでも着実に成長がうかがえます。今後もしっかり食わせてさらに膨らませていきたいですね。先日、この馬の姉が新馬勝ちを決めましたし、その上もコンスタントに頑張っています。血統的にもこの子にかける期待は大きいので、しっかり育てていきたいですね」

 

ショウダウン15
(ノーザンファーム早来)
馬体重406キロ。(9月末400キロ)
10月13日にノーザンファーム早来(村上厩舎)に入場しました。順調に馴致を進めており、現在はロンギ場でダクやキャンターを行っています。馬体は小柄でいかにも成長途上ですが、入場当初よりも幅が出て背肉が付いてきました。性格は素直でとても扱いやすい馬。走りに対しても非常に前向きで、スタッフの指示も素直に受け入れています。まずはしっかりと基礎体力を付けて、周回コースでの調教へと移行していきたいと思います。まだ入場から日が浅いものの、成長力に富んだ楽しみな血統馬ですので、調教を進めながら今後どのような変化を示していくのか注目しています。

 

マンボスルー15
(社台ファーム)
馬体重446キロ。(9月末445キロ)
担当スタッフ「馴致場での速足訓練を順調に消化しています。ここにきて少し冬毛は出てきていますが、それでも相変わらず毛艶が良く馬体が光っています。きっと代謝がよいのでしょうね。牝馬にしては腹部の容積も十分ありますし、骨格も良く靱帯も強靭、鍛えがいのある馬ですよ。ただ、少し気難しさを感じるので、一気に詰め込むのではなく、ひとつずつ納得させながら段階を踏んでいくのがベストでしょう。肉体的にはどこにも不安はありませんが、馬に合わせたメニューでじっくり進めさせてもらいます」馬体重445キロ。

 

レディイン15
(社台ファーム)
馬体重476キロ。(9月末471キロ)
担当スタッフ「馴致場での速足訓練を開始しています。騎乗運動を開始してからも馬体のシルエットは崩れておらず、牝馬にしては馬体も立派。まだ緩さはありますが、今後の鍛錬でどう変わってくるか楽しみです。腰の強さは父譲りでしょうか。歩度の大きな躍動感のある動きも目に付きます。父の子にしては落ち着きがあるのも好感が持てますね。じきキャンターに移行しますが、大きな可能性を秘めていそうな馬ですよ」

 

アクアシャンデリア15
(ファンタストクラブ)
馬体重460キロ。(9月末450キロ)
担当スタッフ「マシン運動30分、常歩2000m後に角馬場と屋内ダートで速歩訓練を行っています。この中間も問題なくメニューを消化できています。ゲートも週4回こなしていますが特に問題はなく、今のところ気性も落ち着いていますね。バランスが良くて伸びやかな好馬体ですが、欲を言えばトモに厚みが出てきて欲しいところ。もっとも今はまだ初期段階ですから、今後の調教でいかようにもなると思います。良い雰囲気を持った馬なので、父の初年度産駒としてどんな風に成長してくるのか楽しみですよ。割と辛口な先生(調教師)ですが、この馬にはずいぶん前から期待を寄せられていたので、先生と会員さんの期待に応えられるように頑張ります」

 

ビジュアルショック15
(社台ファーム)
馬体重448キロ。(9月末440キロ)
担当スタッフ「馴致場での速足訓練を順調に消化しています。父に似て腰に力があり、大きな歩度で動いています。曲飛ですが、飛節の伸びが良いので、体重以上に大きく見せるナイスアクションを披露してくれています。何の問題もないので近々キャンター調整に移行しますが、さらに良さが出てきそうですね。この馬も父の子にしては落ち着きがあるのがいいところ。今後の成長が楽しみです」

 

ダンスオンザルーフ15
(社台ファーム)
馬体重480キロ。(9月末484キロ)
担当スタッフ「17日に来場後、21日から馴致場での駆け足訓練を開始して、先週からは直線走路でのキャンターもスタート。順調にきていますね。まだ始めたばかりなので仕方ありませんが、力任せに走るような面があるので、体の芯から力を付けさせることで、動きに自然な伸びやかさを出していければと思います。立派な体躯でこの数ヶ月でも重厚さを増した印象。パワーは間違いなくありそう。スピードも備わっているはずですし、全部がかみ合ってどう変わっていくのか楽しみです」

 

ブランシェール15
(坂東牧場)
馬体重430キロ。(9月末410キロ)
担当スタッフ「引き続き昼夜放牧主体に、マシン運動、初期馴致など基礎的な調整を続けています。ここにきて馬体に厚みが出てトモ幅なども増していますが、本格的な騎乗馴致を始める前に青草を食わせてもう少し成長をうながしたいなと思っています。放牧地では大きな馬に立ち向かうなどヤンチャな面を覗かせて元気一杯。普段から動きまわっているので運動量は確保できていると思います。今後の調整プランについては調教師ともよく相談しながら進めていきます」

 

シルバーフォックス15
(ノーザンファーム空港)
週4回坂路調整。馬体重436キロ。(9月末430キロ)
担当スタッフ「引き続き坂路で順調に乗り込めています。週3回は軽め、週1回はF18秒のところまで。動きには余裕がありますし、良い雰囲気で進められています。乗りながら徐々に馬体重が増えてきているのもいいですね。少し気難しいところがありましたが、今は環境や人にも馴れて難しい面は見せなくなっています。血統的にもスピード主体のタイプでしょうから、引き続き長所を伸ばす意味で坂路主体にしっかり乗り込んでいきます」

 

ライブリーチューン15
(社台ファーム)
馬体重475キロ。(9月末481キロ)
担当スタッフ「17日に来場後、21日から馴致場での駆け足訓練を開始し、先週からは直線走路に入れてキャンターで乗り始めています。走る意欲が強く前進気勢が旺盛です。その分やや馬力とスピードに頼りがちで力みがあるので、ゆったり動けるように指導してきます。馬格もあって立ち姿は言うことありません。まだまだ変わってきそうな印象です」

 

アドマイヤエレノア15
(ノーザンファーム空港)
周回コースでダク400m、ハッキング2000m。馬体重400キロ。(9月末386キロ)
担当スタッフ「トレッドミルの調整を経て現在は周回コースで乗っています。小柄な馬ですが、バランスの良い均整の取れた馬体をしています。動きは素軽くて良い感触を抱いていますし、走っている時は一回り大きく見せますよ。気性的な問題もなく飼い葉も食べているので、これから徐々に大きくなってくると思います。近々坂路も取り入れて徐々に負荷をあげていければと考えています」

 

デルモニコキャット15
(社台ファーム)
馬体重494キロ。(9月末485キロ)
担当スタッフ「17日に来場後、21日から馴致場での駆け足訓練を開始し、先週からは直線走路でのキャンターも始めています。大型馬なので訓練当初は走りにドタバタした感じがありましたが、訓練を重ねるごとに素軽さが出てきています。動き自体はとても力強くて滑らかさがありますし、スピード能力も引き出していければグッと良くなってきそうですし、調教を重ねて締まりが出てくれば自然とそういうイメージにも近づいてくるでしょう。背腰も強そうに見えるので、今後の調整もスムーズに運ぶものと見ています」

 

ビーポジティブ15
(ノーザンファーム早来)
馬体重478キロ。(9月末452キロ)
順調に馴致が進んでおり、10月からは屋内坂路コースでの運動も開始しました。現在、週3日は坂路コース800mをハロン18秒ペースで登坂しています。入場当初はまだ華奢でひ弱な印象がありましたが、段々と力が付いて馬体もふっくらとしてきました。時折り我の強い一面を見せるところがありますが、普段は大人しくスタッフの指示にも素直に応えています。着実に成長していますが、まだ体力が付ききっていませんので、本馬の状態を見ながら今後もじっくりと進めていきます。

 

 

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