2017東京優駿(日本ダービー)予想

こんにちは。おわっっ(@rk_owaaa)です。

 

2017年5月28日 15時40分

東京競馬場10レース 第84回東京優駿(日本ダービー)

 

2014年に生まれた競走馬7015頭の頂点が決まる。

皐月賞を勝ったのはアルアインだった。2着ペルシアンナイト、3着ダンビュライト。以下クリンチャー、レイデオロ、スワーヴリチャード。皐月賞の1~6着がすべてダービーに駒を進めてきた。

 

「ダービーくらいは好きな馬を買いたい」

 

そういう人は多いだろう。私もその一人だ。丸1年間、リアルタイムで無くてもそれなりにレースを見てきた自負はある。そして、全てのホースマンの夢である日本ダービーに集まった優駿18頭

まずはこの18頭に感謝の意を表したい。

個人的な話になるが、どれほどこの最高の舞台に立つことが難しいかを最近やっと理解してきた。それは一口馬主を始めて分かった。このブログの読者の方の中でも、味わった事がある方はいるだろう。いつか、この舞台を夢見て…

 

 

2017年5月28日(日) 東京10レース 第84回東京優駿(日本ダービー)予想

◎ 18.アドミラブル

○ 1.ダンビュライト

▲ 4.スワーヴリチャード

☆ 11.ペルシアンナイト

△ 6.サトノアーサー、7.アルアイン、10.ベストアプローチ、12.レイデオロ、13、カデナ

穴 5.クリンチャー

 

 

10頭も印付けたことは、この2017年クラシック世代が大混戦、戦国ダービーであることの証明だと思って頂きたい。(言い逃れ)

まず、ローテーションとして最重要ステップ、皐月賞組。

レコード決着とはいえ、道中は12.5秒以上が一度も無いラップ。1000m通過が59.0。前後半59.0-58.8。極端では無かったが、イン優勢。この日も昨年程ではないが風が強かった。直線も追い風だったかな。

直線が追い風になり、向こう正面が向かい風。向こう正面は前に馬を置きたい。で、アルアイン(ペルシアンナイト)の位置取り。アルアインは5番手で前にトラスト、左前にクリンチャーを置いて風を避ける。ペルシアンナイトは中団の内ラチぴったり。そりゃ、イン優勢で上手く風も避けれてたら、上位にくるよなって結論。それだったら、3着のダンビュライトを推したい。1周ぐるっと外外回って、風もインの利も得られず0.1秒差3着なら強い。

 

で、皐月賞当日に行われる「鹿野山特別(4歳上1000万下)」を前年と比較したい。

2016年鹿野山特別 2.00.2(1着サクラアンプルール) 皐月賞 1.57.9 タイム差2.2

2017年鹿野山特別 1.58.7(1着テオドール)   皐月賞 1.57.8 タイム差0.9

2016年の鹿野山特別を制しサクラアンプルールは現在オープンまで出世して、G1に昇格した大阪杯まで駒を進めた馬だ。2016年鹿野山特別と皐月賞のタイム差が2.2秒なのに対し、2017年は0.9秒。

だから私は、2017年の皐月賞のタイムにそれほど意味がないと考えたい。すなわち、「低レベル戦だったのでは」という仮説を挙げたい。(≒昨年がハイレベルすぎた)

 

アルアインはディープインパクト産駒。母方にA.P.Indyを含んでおり、大箱向きであるという認識を持っていた。現時点でも長めマイラーという評価は変わっていない。望田先生が説明してくれている。

第77回皐月賞回顧~リアルインパクトをA.P.Indyで炒めたら

それなのに、勝ってしまった。適条件でないのにも関わらず。相手は何をやっているんだと。やはり、「2017年皐月賞は(例年に比べ)低レベル」を軸にダービーを考えた。

 

ペルシアンナイトについては、一度考察したことがある。ハービンジャー産駒なのにアーリントンカップを勝ったことに違和感を持ったからだ。(違和感を持った理由は、ハービンジャー産駒=中距離以上の内回りコース向き という認識を持っていたから)

結果だけ書くと、ペルシアンナイトは大箱向きという結論になった。ナスペリオン(ナスルーラ+ハイペリオン)がONになってます。ハービンジャーとDansiliがナスペリオン的に斬れる理由

望田先生、引用すみません。

 

おわっっ「ペルシアンナイト、お前も大箱向きか!!」

 

大箱(直線の長いコース)向きの馬が内回りコースを勝つことはよくある話だ。ただ、上位2頭がそうとなると、レース構成自体を疑いたくなった。

 

週の途中、ダービーの枠が発表されてからは上記で挙げた、1枠1番絶好枠のダンビュライトや東京コース延長でパフォーマンスを確実に上げてきそうなスワーヴリチャードを本命にしようかとも思っていたんですがね…

ダンビュライトもスワーヴリチャードも成長はこれから。

皐月賞組に本命はやめました。

 

 

で、ダービーの着地点。

「ロベルト(Roberto)持ちのディープインパクト牝馬は走らない」

 

「え?牝馬?」と思った方、今から説明します。

下の画像を見て頂きたい。下の馬は”母系にロベルト(Roberto)を持つディープインパクト”を本賞金順で並べています。(見づらいかな…)

上から、ステファノス、ディーマジェスティ、タイセイドリーム、、、と続いております。途中、アドミラブルが出てきました。まだ進んでください。すると、15番目に「イサベル」が出てきました。なんとここまで、14頭全て牡馬だったんですね。ようやくイサベルで牝馬の登場。

ディープインパクト牝馬といえば、ジェンティルドンナ、ヴィルシーナ、ショウナンパンドラ、マリアライト、ミッキークイーン、ハープスターなど一流どころがずらり。しかし、この一流どころはロベルトを持ってないんですよね。

 

で、ロベルト持ちのディープ牝馬の本賞金1位イサベル。そしてこの馬の全弟が、そうアドミラブルなのだ。

昨年ぐらいまで言われてた気がする。「ロベルト持ちのディープインパクト産駒(牡馬・牝馬問わず)は走らない」。それを、昨年のディーマジェスティが変えた。ディーマジェスティの全姉にホクラニミサがいる。ホクラニミサも現役時代3勝を挙げた。それでも1000万条件が限界だった。

–ロベルトを持つディープ牝馬が成績を残していれば、その弟はそれを超えられる。

 

そこが着地点。牝馬1位=牡馬1位ってことだろう。その牡馬の1位にいずれ君臨するのはアドミラブル。

昨年の超ハイレベル3歳世代で3着に入ったディーマジェスティ。今年の低レベル(仮)クラシック世代なら?と考えてしまう。

 

まぁ、競馬をかじっている方ならこう言うだろう。

「青葉賞馬から日本ダービー馬はいない」

 

わかっている。ただアドミラブルにはそれを超えられるだけの”素質”がある。

未勝利戦のタイム1分45秒8。当日のメイン大阪城Sより速かったりとか、走破タイムだけで言えば過去の2歳3歳時点阪神外回り1800mでキズナの毎日杯、オルフェーヴルのスプリングS(代替)、ディープスカイの毎日杯よりタイムが上なのである。馬場差とか言われたら抵抗は出来ないが、簡単に言えばこんなところ。過去の名馬ともヒケは取らない。

青葉賞もそう。青葉賞レコード。それ以上でもそれ以下でもない。

 

 

アドミラブル(Admirable)の馬名の意味は「賞賛すべき、立派な」である。

 

 

すべての青葉賞馬が打ち砕かれた、ダービー1着の夢。そのジンクスをデムーロと一緒に打ち破ってくれ、アドミラブル!!

 

 

最後まで見ていただいて、ありがとうございました。

皆さんの素晴らしきダービーデーをお楽しみください。

 

東京優駿(日本ダービー)は東京10レースです!!

 

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