【東サラ2歳馬】2017年3月末更新 関西馬編

こんにちは。おわっっ(@rk_owaaa)です。

 

3月31日に11回目となる、東京サラブレッドクラブ2歳馬月末更新がありました。

先日、関東馬をまとめましたので次は関西馬です。

 

【東サラ2歳馬】3月中旬更新 関西馬編

↑前回更新分です。

 

 

それでは参りましょう

 

 

レッドエクシード(セレブレイションキャット15)

(社台ファーム)
マシン運動60分、常歩3000m、ダク1200m、キャンター1200m、直線走路1000m。馬体重470キロ。
担当スタッフ「直線ウッド走路をメインに順調に乗り込みを消化しています。乗りながら馬体が増えてきたのは良い傾向ですが、まだ背腰の筋力は物足りず、メリハリをつけながらの調整。今後のペースアップに関しては様子を見ながらになりそうです。ただ、そんな未完成な状態でもキャンターの素軽い動きは目につきますし、素質は十分に感じています。その芽を摘まないためにも、焦らずじっくり進めた方がいいでしょう。まずは馬体のボリュームアップとそれに見合った背腰の強化、じっくり乗ってしっかり力を付けていきましょう」

 

レッドラファーガ(ツインテール15)

(ファンタストクラブ)
マシン運動30分、常歩2400m、速歩800m、キャンター1600~2400m、週2回坂路。
担当スタッフ「引き続き屋内ダートと坂路を併用しながら順調にメニューをこなしています。牡馬にしてはやや小ぶりですが、いかにもディープの子といった姿見ですし、着実に成長が見られるので何も心配はしていません。定期的に15-15を消化しだしてからも脚元に違和感はないですし、調教メニューはもう進んでいる組に追いつきました。今週の坂路では3Fから15-15-15のラップを刻んでいますが、走りが軽く好感の持てる内容でしたよ。身体の使い方が上手で軽々と駆け上がってくる姿が印象的です。特に不安な面はありませんが、まだ完全に身体が出来上がったとは言えない現状ですから、無理はしないように秋口のデビューを目標にしっかり育てていきたいです」

 

レッドレオン(レッドエルザ15)

(ノーザンファーム早来)
現在、週2日は屋内坂路コース800mをハロン17秒のペースで登坂、週4日は屋内周回コース2700mをキャンターで乗り込んでいます。調教で動かそうと思えば、それもできる状態にはありますが、成長を促すために調教のペースを抑えながら進めています。そのため馬自身は少し気合いが入っていますが、調教中は騎乗者の指示にしっかりと応えており特に手が掛かることはありません。相変わらず脚捌きは柔らかく、騎乗スタッフも乗り味の良さを高く評価しています。馬体もふっくらとしてきており、良い状態で調教を進めることができていますので、引き続き本馬の状態にあわせて調教メニューを調整しながら進めていきます。馬体重は443キロです。

 

レッドサクヤ(サクラサクⅡ15)

(社台ファーム)
マシン運動60分、常歩3000m、ダク1200m、キャンター1200m、直線走路1000m。馬体重484キロ。
担当スタッフ「直線ウッド走路でF17-16秒のキャンターをメインに順調にメニューを消化しています。育成当初の幼さから大きな変わり身を見せた一頭で、最近は動きの良さが目立っています。力強く騎乗者をぐいぐいと引っ張るアクションは牝馬離れしているほど。馬体もだいぶ毛艶が良くなってバランスも良くなってきました。少しテンションの高さが気になるので、その点だけは気をつけていきたいと思います。奥手の牝系なのでまだまだ良くなると見ていますよ」

 

レッドヴァール(レッドヴァージン15)

(社台ファーム)
マシン運動60分、常歩3000m、ダク1200m、キャンター1200m、直線走路1000m。馬体重495キロ。
担当スタッフ「直線ウッド走路でF17-16秒のキャンターをメインに順調にメニューを消化しています。この中間も変わらないですね。この馬に関してはこのまま順調にいってくれればという感じでずっと良い感触を得ています。ディープ産駒にしてはパワー寄りであることは前回もお伝えした通りですが、総合的に見てもそれがマイナスになるとも思えません。自己主張が強く相手に向かっていく強気な気性ですが、それも競走馬として利点になると思いますし、この時期の若駒としては大人びた印象。疲労も見られないので、さらに強めを課して鍛えていきます」

 

レッドランディーニ(レッドメデューサ15)

(ノーザンファーム空港)
週2回900m坂路×2、週1回キャンター2500m、トレッドミル調整。馬体重443キロ。
担当スタッフ「この中間は週2回坂路で定期的に15-15を乗り始めています。動きも素軽く楽な感じで登坂してきます。まだ心身には余裕があるようで疲れも見せていません。やりだしてから体重は少し減りましたが、全体に締まりが出て付くべきところに筋肉がついてきているので心配はしていません。気性は牝馬らしいピリッとしたところがあるので、その点だけ気をつけていますが、問題にするほどではなくこのままいってくれれば大丈夫です。今の調整具合なら早めの移動も視野に入ってくると思いますよ」

 

レッドヴェイロン(エリモピクシー15)

(ノーザンファーム早来)
1日おきに騎乗する調教メニューを継続しています。現在、週2日は屋内坂路コース800mをハロン16秒のペースで登坂、週1日は屋内コース2400mをキャンターで乗り込み、週3日はウォーキングマシンでの運動を行っています。少しずつ坂路調教のペースを上げていますが、走りのバランスが良くなっており、しっかりとした脚捌きでコースを駆け上がっています。前向きさがあり、現在のペースでも手応えは申し分ありません。馬体は本馬なりに成長を示しており徐々に厚みが出てきているものの、まだ華奢に映りますので、引き続き本馬の成長にあわせたメリハリのある調教メニューで進めていきます。馬体重は450キロです。

 

レッドレネット(プリンセスルシータ15)

(社台ファーム)
マシン運動120分、トレッドミル。馬体重440キロ。
担当スタッフ「順調に乗り進めていましたが、前肢球節部に疲労が見られたので、今週は騎乗調教を控えて運動調整に切り替えています。一度ふっくらした馬体重も減り気味だったのでリフレッシュも兼ねてケアしていますが、疲労自体は後を引く感じではなく、近々騎乗運動を再開できる見込みです。ただ、馬体重に関しては乗り出す前にもっと膨らましたいところもあるので、トレッドミルである程度負荷をかけた上での状態を見てからメニューを戻す時期を判断したいですね。休ませる前は成長株として動きが目立っていた一頭ですし、良い競馬をしてくれそうな感触は得ていますので、ここで焦る必要もないと思っています」

 

レッドアルジーヌ(ショウダウン15)

(ノーザンファーム早来)
段階的に調教の負荷を高めている本馬ですが、馬体重が少し減少気味にありましたので、馬体の回復と更なる成長を促すために3月20日よりリフレッシュ期間を設けています。現在は、毎日ウォーキングマシンでの運動を行っています。馬体は少しずつふっくらとしてきており、背中に見られた疲れも解消されてきています。引き続き馬体のケアを行いがら、本馬の状態にあわせてトレッドミルでの運動を開始する予定です。馬体重は434キロです。

 

レッドオルティス(マンボスルー15)

(社台ファーム)
マシン運動60分、常歩3000m、ダク1200m、キャンター1200m、直線走路1000m。馬体重468キロ。
担当スタッフ「直線ウッド走路でF17-16秒のキャンターをメインに順調に乗り込んでいます。メンタル面だけがどう出るかという心配のあった馬ですが、それもここ最近は良い方向に成長していますし、今は不安も解消されてきました。乗り込んで体つきも良くなり、それが動きの良さ余裕といったことにも繋がっていますし、このまま順調に育ってくれればいい走りを見せてくれそうです。とはいえ油断はせずに、心身両面をケアしながら更なる良化を目指します」

 

レッドフィオナ(レディイン15)

(社台ファーム)
マシン運動60分、常歩3000m、ダク1200m、キャンター1200m、直線走路1000m。馬体重490キロ。
担当スタッフ「直線ウッド走路でF17-16秒のキャンターメインに順調に進めています。相変わらず心身ともに良い状態を保っています。気持ちが安定していて動きにも余裕があります。強いて言えば、乗りながら体重をキープしているのは良いのですが、この迫力ある体躯に見合った中身というか厚みが出てきてくれれば尚いいですね。体型を見てもまだ変わってきそうな雰囲気ですし、この調子で乗り進めていければ問題ないと思います」

 

レッドルーク(アクアシャンデリア15)

(ファンタストクラブ)
マシン運動30分、常歩2400m、速歩800m、キャンター1600~2400m、週2回坂路。
担当スタッフ「この中間も屋内ダートと坂路を併用して順調に乗り込みを消化しています。今週は坂路で17秒の入りから残り3Fを15-15-15の形で走らせましたが、まだ動きには余裕がありましたし、フットワークも悪くなかったと思います。少しずつですが馬体に幅が出てきて身体の使い方なども上達してきています。速いところをこなすようになってからも気性は落ち着いていて相変わらず扱いやすい馬ですし、この調子で15-15を重ねながら体力、筋力の強化を図っていきたいです」

 

レッドゼノビア(ビジュアルショック15)

(社台ファーム)
マシン運動60分、常歩3000m、ダク1200m、キャンター1200m、直線走路1000m。馬体重484キロ。
担当スタッフ「直線ウッド走路でF17-16秒のキャンターをメインに順調にメニューをこなしています。乗り込むことで背・トモ・肩・胸部に質の良い筋肉がついてきてひと皮向けてきた印象です。全体にしっかりしてきて動きも力強くなっています。ラストまで余力十分に良いアクションで動けていますし、中間の良化度合いでいえばこの馬はかなり良い方に変わっています。稽古の上がりで少しテンションの高い面があるのでそこは気をつけていきます」

 

レッドガラン(ダンスオンザルーフ15)

(社台ファーム)
マシン運動60分、常歩3000m、ダク1200m、キャンター1200m、直線走路1000m。馬体重502キロ。
担当スタッフ「リフレッシュを経てこの中間は騎乗調教を再開しています。ややスピード任せな一面があり、その分、背腰の筋肉に硬さが出やすいようです。オーバーワークを避けて、押すだけではなく引く形でメリハリの利いたメニューで対応していきます。背腰も疲れが溜まる前に定期的に治療をしたほうがいいでしょう。スピード能力をどう生かせるかが今後の課題ですが、良いものは感じているだけに、うまく育てていきたいですね。騎乗再開後も順調なので、その点はひとまず安心しています」

 

レッドランサー(ブランシェール15)

(坂東牧場)
マシン運動60分、ダク1000m、キャンター3400m。馬体重412キロ。
担当スタッフ「引き続き長めのキャンターをじっくり乗っています。育成当初は蹄に不安もあった馬ですが、馬場で乗り出してからはトントン拍子にことが運び、日によっては終いにF16秒で伸ばすトレーニングも課せるようになりました。まだ全体に幼いことに変わりはなく、いかにもこれからの馬といった感じですが、F16で乗った時の手先の返しの捌きから素材の良さを感じました。今後も長めをじっくり乗りながら体力の底上げを図り、時に速めも取り入れるといった形で進めていくことになりそうです。もともと小柄な馬なので急激には変わらないと思いますが、乗りながら馬体重も増やしていきたいですね」

 

レッドシャーロット(シルバーフォックス15)

(ノーザンファーム空港)
週2回900m坂路×2本、週1回キャンター1600m。馬体重464キロ。
担当スタッフ「3月下旬にマシンとトレッドミルでリフレッシュを図り、現在はメニューを再開しています。坂路では14-13ぐらいまで出すこともあるようにとても順調です。動きは軽く力強さも感じています。うまくリフレッシュを挟んだことで馬体には張りがありますし、飼い葉も食べてくれるので何の心配もなくメニューを課せています。調教師との相談になりますが、早期デビューも視野に入れながら調整を進めていきます」

 

レッドアルディ(ライブリーチューン15)

(社台ファーム)
マシン運動60分、常歩3000m、ダク1200m、キャンター1200m、直線走路1000m。馬体重502キロ。
担当スタッフ「リフレッシュを経て直線走路入りを再開しています。少し力みがあってそれが背腰の筋肉疲労に繋がりやすい傾向にあるので、気性の成長を促しながらじっくり取り組んでいきます。走り自体は休ませたことで良くなっていると思います。促せばしっかり反応してくれるし、バランスよく蹴れるようになって安定感が出てきました。疲れを溜めないように適性負荷をかけながら心身の成長を促します」

 

レッドプリモ(アドマイヤエレノア15)

(ノーザンファーム空港)
馬体重422キロ。
担当スタッフ「リフレッシュが空けて体も420キロまで増えたのでメニューを再開しています。週1回キャンター2500mと週2回坂路2本。2本目にF15まで出す日もあります。身体は増えましたが無駄肉ではなく締まりが出て筋肉が付いてきた感じです。馬体の見た目もだいぶ均整が取れてきました。速いところをやるごとにピリッとした面が出てきましたが、それが走りの前向きさに繋がっているので、そこまで悪い方には捉えていません。調教自体はスムーズですしね。4月から15-15を定期的に課していく予定ですが、それで馬体が減ってこなければ夏前の移動も視野に入ってくるかもしれません」

 

レッドラギド(デルモニコキャット15)

(社台ファーム)
マシン運動60分、常歩3000m、ダク1200m、キャンター1200m、直線走路1000m。馬体重532ロ。
担当スタッフ「周回コースでじっくり乗ってきましたが、左前球節の状態も落ち着いているので、直線ウッドでも定期的に乗り出しています。まだキャンター程度の馬任せのペースですが、ひとまず一歩前進といったところです。まだ緩い面があるので一気に進めるのではなく、当面は馬体を締めていくことと筋力強化が目標となります。メンタル面の成長も促しながら乗り進めていきます。左前のケアも継続していきます」

 

レッドジョルト(ビーポジティブ15)

(ノーザンファーム早来)
引き続き週3日は屋内坂路コース800mをハロン15-16で登坂、週3日は屋内周回コース3000mをキャンターで乗り込んでいます。着実に体力が付いてきて、調教では一歩一歩パワーあふれる走りを見せています。体調は良くコンディションも良好。元気一杯で、普段から活気のある仕草を見せていますが、調教には集中して取り組んでおり手を焼かされるようなことはありません。ゲート練習も行っていますが、うるさいところや物見などをすることもなく、とてもスムーズに対応しています。このまましっかりと乗り込んで、さらなる良化を図っていきたいと思います。馬体重は503キロです。

 

 

※当ブログは東京サラブレッドクラブより、記事内容について転載を許可されております。

 

 

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