【東サラ2歳馬】2月中旬更新 関西馬編

こんにちは。おわっっ(@rk_owaaa)です。

 

 

2月15日に8回目となる、東京サラブレッドクラブ2歳馬更新がありました。

 

 

先日、関東馬をまとめましたので次は関西馬です。

【東サラ2歳馬】1月末更新 関西馬編

↑前回更新分です。

 

 

それでは参りましょう

 

 

セレブレイションキャット15

(社台ファーム)
マシン運動60分、常歩3000m、ダク1200m、キャンター1200m、直線走路1000m。馬体重456キロ。
担当スタッフ「直線走路でF20-18程度のペースで乗り込んでいます。入場当初からグッと成長を見せた時期もありましたが、今はまた少し停滞気味。現状まだ全体に薄くて筋力が足りない印象を受けます。牡馬らしくもっと厚みが出てきて欲しいですね。そのため当面はオーバーワークを避けて成長を促しながらの調整になると思います。冬場ということもあるのでしょうが、まだ毛も長く見た目の見栄えももうひとつ。暖かくなっての良化を待ちながら、今はしっかりとした下地をつくっていければと思います」

 

ツインテール15

(ファンタストクラブ)
マシン運動30分、常歩2400m、速歩800m、ハッキング1600m、週2回屋内坂路。馬体重442キロ。
担当スタッフ「この中間も変わりなくコースと坂路を併用したメニューを消化しています。坂路ではF18までペースを上げました。馬体重は前回と変わらず442キロですが、動かすと馬体を大きく見せますし、背中が良いというのが乗り役の評価。飛びもきれいで芝向きなのかなと見ています。稽古では真面目に走りますし、特に気性的な問題は見せていませんよ。ただ、体は今の時点でも460キロはあってもいいですね。普段は元気でうるさいぐらいですし、飼い葉もしっかり食べているのですが、まだ完全には身になっていない印象です。他馬に比べてうちに来るのが遅かったので、調教へ馴染むペースもその分遅れるものだと考えているので、今は特に心配していませんけどね。春先になって暖かくなればグッと変わってきそうな感触は掴んでいますから。早熟というタイプでもないと思いますし、成長に合わせてしっかり育てていきたいです」

 

レッドエルザ15

(ノーザンファーム早来)
引き続き週3日は屋内坂路コース800mをハロン15-16のペースで登坂、週3日は屋内周回コース2700mをキャンターで乗り込んできた本馬ですが、やや飼葉の喰いが落ちて馬体重も減少気味にありました。そのため、2月10日よりリフレッシュ期間を設けて、現在は毎日ウォーキングマシンでの運動に切り替えて進めています。運動を抑えていますがイライラした様子もなく、精神面は落ち着いています。馬体は少しスッキリと見せていますので、今後も本馬の状態を見ながら調教内容を調整しつつ進めていきます。馬体重は432キロです。

 

サクラサクⅡ15

(社台ファーム)
マシン運動60分、常歩3000m、ダク1200m、キャンター1200m、直線走路1000m。馬体重492キロ。
担当スタッフ「週3回直線走路でF20~18秒のメニューで乗っています。別日は周回ウッドでキャンター調整です。少し毛が長めで見た目は映えませんが、コンディション自体は良好です。動きも良化傾向にあって力強い捌きで推進していきます。この時期にしては腰に力もあって乗り手の評価も上々。少しずつ胸が深くなってきている印象で、逞しいシルエットに変わってきているので、暖かくなって冬毛が抜け出す頃の姿が楽しみになってきました」

 

レッドヴァージン15

(社台ファーム)
マシン運動60分、常歩3000m、ダク1200m、キャンター1200m、直線走路1000m。馬体重502キロ。
担当スタッフ「週3回直線走路でF20~18秒、それ以外は周回ウッドでキャンターを乗っています。相変わらず順調で馬体、体調面に不安はありません。やや馬力優位ではありますが、動きも変わらずナイスアクションですね。前に馬がいると猛然と追いかけるようなかん性の強さがあって、それ自体は競走馬としての資質とも言えるのですが、やや馬力任せな一面もあるので、もう少し抜き差しを覚えることができれば、変な力みが抜けてさらによいアクションで動けるようになると思います。騎乗時はその点を意識しながら乗っています」

 

レッドメデューサ15

(ノーザンファーム空港)
マシン運動、トレッドミル調整。馬体重452キロ。
担当スタッフ「リフレッシュのためマシン運動とトレッドミルで調整しています。ややきつい性格をしているので、攻めるばかりでなくこうして緩める調整も必要になってきます。もう少し馬体の成長も促していきたいですしね。今週から登坂再開となる予定ですが、今月一杯はF16秒までとして、来月頃から15-15なども取り入れていけるよう調整していきたいと思います」

 

エリモピクシー15

(ノーザンファーム早来)
現在、週2日は屋内周回コース1800mをキャンターで乗り込み、週1日は屋内坂路コース800mをハロン16-17のペースで登坂、週3日はウォーキングマシンでの運動を行っています。馬体は良い意味で変わりなく、順調にメニューを消化しています。少しずつ力がついてきていますが、まだ体つきには緩さがあり、トモの力強さもまだこれからといった印象です。それでも調教では随所にセンスを感じさせる走りを見せているように先々が楽しみな本馬ですので、引き続き成長度合いを見ながら馬にあわせてじっくりと進めていきます。馬体重は442キロです。

 

プリンセスルシータ15

(社台ファーム)
マシン運動60分、常歩3000m、ダク1200m、キャンター1200m、直線走路1000m。馬体重451キロ。
担当スタッフ「直線走路(F20-18)と周回キャンターを織り交ぜながら順調に乗り込んでいます。乗り進めても体が減ってこなくなりましたし、体格がグッと良化してきたのが分かります。精神的に余裕が出てきたのか、以前ほど無駄な力みが抜けて走りがスムーズになっていますし、常歩の際もチャカチャカする面がなりを潜めて姿勢よく動けるようになりました。心身ともによい感じの成長曲線を描いており、現時点で目立った注文はありません。このまま乗り進めていければ問題なしといったところです」

 

ショウダウン15

(ノーザンファーム早来)
引き続き順調に調教が進んでいます。現在、週1日は屋内坂路コース800mをハロン17-18秒のペースで登坂、週3日は屋内周回コース1800mをキャンターで乗り込んでいます。馬体の状態を見て調教の負荷を調整しながら進めていますが、乗り込みの効果から着実に体力がついてきています。力がついてきたことで調教でも苦しいところが減って、フットワークには安定感が増し、走りそのものが良くなってきています。小柄な馬体ながらフォームにはまとまりがあり、柔らかい走りができるようになってきているのは本馬のセンスの良さでもあり楽しみな材料ではありますが、兄姉と同様に成長のペースがゆっくりとしたタイプですので、暖かくなるまでは無理をせず、詰め込みすぎないよう意識しながら進めていく予定です。馬体重は440キロです。

 

マンボスルー15

(社台ファーム)
マシン運動60分、常歩3000m、ダク1200m、キャンター1200m、直線走路1000m。馬体重461キロ。
担当スタッフ「直線走路でF20-18と周回キャンターを併用しながらの調整です。ここまで進めてきても気性面で難しいところは見せていませんし、動きも良好です。相変わらず前進気勢が旺盛で躍動感のある動きが目に付きますね。独特な前捌きは父譲りといったところでしょう。この時期の若駒としては背中の伸縮がしっかりできており、その分伸びやかに走れるのだと思います。引き続き精神面のケアは怠らず、よい面をさらに伸ばしていければと考えています」

 

レディイン15

(社台ファーム)
マシン運動60分、常歩3000m、ダク1200m、キャンター1200m、直線走路1000m。馬体重494キロ。
担当スタッフ「直線走路でF20-18秒と周回ウッドでキャンター調整を続けています。馬体重は増えていますが、重苦しく見えず、体型もスラッと映りますね。その見た目通りに手先の弾きが軽く、動きも軽快で好印象です。父がステイですからかん性の強いところは秘めていますが、それが悪い方には出ず、前進気勢に繋がっている感じ。稽古でもおさまりよくキャンターができていますからね。暖かくなるまでは現行メニューでじっくり作っていく予定です」

 

アクアシャンデリア15

(ファンタストクラブ)
マシン運動30分、常歩2400m、速歩800m、ハッキング1600m、週2回屋内坂路。馬体重494キロ。
担当スタッフ「この中間も坂路とコースを併用して順調に乗り込んでいます。オルフェの子にしてはおとなしく真面目な気性で一生懸命に走ります。背が伸びてきた分、後ろから見るとトモ幅などは薄く見えますが、その辺りはこれから鍛えていければいいですね。飛びが大きくゆったりとした走りに見えながら、それでも動いているというタイプなので、距離が伸びて良さが出てきそうです。馬体は大柄でも中身はこれからといった印象なので、しっかり鍛錬していきます」

 

ビジュアルショック15

(社台ファーム)
マシン運動60分、常歩3000m、ダク1200m、キャンター1200m、直線走路1000m。馬体重486キロ。
担当スタッフ「直線走路と周回キャンターを併用して乗り込み継続中です。騎乗開始当初にはハミへの反発が強かったのですが、矯正馬具を装着して調教してきた甲斐もあって、今はだいぶ我慢が利くようになっています。この時期にしては背腰の筋力は十分ですし、馬力優位のアクションで力強く登坂しています。かん性の強さが悪い方にいかないように注意しながら、暖かくなるまでは現行メニューでしっかり下地をつくっていきます」

 

ダンスオンザルーフ15

(社台ファーム)
マシン運動60分、常歩3000m、ダク1200m、キャンター1200m、直線走路1000m。馬体重510キロ。
担当スタッフ「引き続き週4回直線走路で乗り込んでいます。ペースも変わらずF18秒までを後傾ラップで乗る形。このぐらいのペースでは物足りないのか、おさえきれないぐらいの勢いがありますが、それがやや一本調子な面につながっている印象です。父の産駒は結構そういう面があるので、後傾ラップで乗ることで緩急の利いた走りを身につけさせるように心がけています。より速い時計を出そうと思えば出せますが、緩めのペースでしっかりとしたフォームを身につけるのも大切なこと。寒い間は今のメニューを続ける予定です」

 

ブランシェール15

(坂東牧場)
マシン運動60分、ダク1000m、キャンター3400m。馬体重412キロ。
担当スタッフ「環境の変化にも馴れて長めのキャンターも始めています。まだペースはF20~25秒というごく軽めのところですが、がさのない馬ですし、まずは乗りながらしっかりさせていこうと。ただ、小柄でも以前に比べたらだいぶしっかりはしてきましたよ。全体のバランスも悪くありません。蹄の方も今のところ安定していますし、当面は長めを乗っていく現行メニューで体力強化を図りたいですね。俊敏な動きのできそうな子なので速めにいってからの動きが楽しみですが、それは暖かくなってからのお楽しみとしておきます」

 

シルバーフォックス15

(ノーザンファーム空港)
週2回900m坂路×2本、週1回キャンター1600m。馬体重453キロ。
担当スタッフ「引き続き坂路とコースを併用して順調に乗り込むことができています。週2回の坂路も継続していて1本目F20秒、2本目にF15秒の日とF16秒の日に分けています。早い組で進められていますが、へばった様子も見せずとにかく順調。精神的にも安定していますし、無駄なことをしない分、乗りやすさもあります。休まず進めてきたので、近々リフレッシュを挟むかもしれません」

 

ライブリーチューン15

(社台ファーム)
マシン運動60分、常歩3000m、ダク1200m、キャンター1200m、直線走路1000m。馬体重500キロ。
担当スタッフ「引き続き週4回直線走路でF20~18秒を乗っています。終いに脚を使えるよう毎回後傾ラップを心がけています。またトモのバランスを整えつつしっかり蹴れるように指導しているのですが、成果は十分にあるようで、両手前ともスムーズに出ています。気性が前向きでありながら操作性も十分で、騎乗者の評価が高い一頭ですよ」

 

アドマイヤエレノア15

(ノーザンファーム空港)
週2回900m坂路×2本、週1回キャンター2500m、週1回トレッドミル。馬体重407キロ。
担当スタッフ「成長を促すことを心がけながらバラエティにとんだメニューを課しています。坂路では1本目F17秒、2本目F16秒までペースアップしていますが、極端に体が減るようなこともなく順調にきています。長めのキャンターに加えてトレッドミルでも地力強化の一端を担っており、徐々にしっかりしてきたのを感じます。馬体重こそ変わりありませんが、内面が変わってきたのは感じますし、あまり意識しすぎずに馬の状態を見ながら進めていきたいと思います」

 

デルモニコキャット15

(社台ファーム)
マシン運動60分、常歩3000m、ダク1200m、キャンター1200m、直線走路1000m。馬体重532ロ。
担当スタッフ「直線走路で乗っていますが、馬なりキャンター程度。少し左前に疲労感を感じるので、無理せずおさえたメニューにしています。どうしてもこの時期は体が絞りにくく、かといってハードにやればいいというわけでもないので、太めが残らない程度の調整で下地をつくっていく期間とさせていただければ。暖かくなって緩さが解消してくれば、連鎖的に全体が向上してくると思うのですが、今は辛抱強く進める時期ですね。やり出せば早いタイプだと思うので焦らずいきます。それと相変わらず繊細な面が残っているので、そのあたりが解消してくるように、普段の接し方や調教時なども工夫しながら進めていければと思っています」

 

ビーポジティブ15

(ノーザンファーム早来)
ここまでしっかりと乗り込んできた本馬ですので、この1週間はウォーキングマシンでの運動のみのリフレッシュ期間を取り入れています。それまでは引き続きハロン15-16ペースでの屋内坂路コース800mを週3日の登坂、週3日は屋内周回コース3000mをキャンターで乗り込んできました。馬体は幼さが抜けてきた印象で、筋肉のメリハリがついて逞しい体つきになってきました。特にトモの筋肉が充実してきて、しっかりと力がついてきていることが見て取れます。順調に調教を進めることができていますので、今後も適宜リフレッシュを挟みながら上手く成長を促していきたいと思います。馬体重は499キロです。

 

 

 

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