【東サラ2歳馬】2月末更新 関西馬編

こんにちは。おわっっ(@rk_owaaa)です。

 

 

2月28日に9回目となる、東京サラブレッドクラブ2歳馬月末更新がありました。

先日、関東馬をまとめましたので次は関西馬です。

 

【東サラ2歳馬】2月中旬更新 関西馬編

↑前回更新分です。

 

 

それでは参りましょう

 

 

レッドエクシード(セレブレイションキャット15)

(社台ファーム)
マシン運動60分、常歩3000m、ダク1200m、キャンター1200m、直線走路1000m。馬体重459キロ。
担当スタッフ「この中間も直線走路で乗っていますが、ペース的には馬なりキャンターといったところ。馬体はそれなりに成長していますが、まだ中身ができておらず、全体の筋力が不足している印象です。オーバーワークになると背腰の筋肉が硬くなるようなところもあるので、ペースアップは慎重に考えています。キャンターの動き自体は悪くないので、パンとしてくればしっかり動いてくると思いますが、いまはまずしっかりとした筋肉をつけて厚みを出していくことが先決ですね。焦らず進めながら下地をしっかりさせていくつもりです」

 

 

レッドラファーガ(ツインテール15)

(ファンタストクラブ)
マシン運動30分、常歩2400m、速歩800m、ハッキング1600m、週2回屋内坂路。馬体重450キロ。
担当スタッフ「この中間も屋内ダートと坂路を併用して順調に乗り込んでいます。乗りながら馬体も450キロに達しましたし、徐々に環境や調教に馴染んできたのが分かります。まだトモ高の体型で成長途上といった感じではありますが、今の段階でも身のこなしにはキレが出てきましたし、ディープらしいバネを感じさせる動きを見せてくれています。牡馬にしてはコンパクトな馬体の造りをしていますが、それが逆にディープらしいとも言えると思います。成長度合いは決して早いタイプではないと思うので、焦らず鍛えていくつもり。これからの鍛錬で良い筋肉が付いてくれば楽しみが広がります」

 

 

レッドレオン(レッドエルザ15)

(ノーザンファーム早来)
引き続きウォーキングマシンでの運動を行っています。ここにきて減少気味にあった馬体重も増加しており、馬体は見た目にも少しふっくら感が出てきました。馬体面はもちろん精神的にもリフレッシュの効果が感じられるように、まずは良い形でコンディションが上がってきてくれました。近日中には周回コースでの騎乗調教を再開する予定ですが、慌てて詰め込むことなく、馬体の状態にあわせて負荷を調整しながらジックリと進めていく考えです。馬体重は441キロです。

 

 

レッドサクヤ(サクラサクⅡ15)

(社台ファーム)
マシン運動60分、常歩3000m、ダク1200m、キャンター1200m、直線走路1000m。馬体重484キロ。
担当スタッフ「周回走路と直線ウッドを併用して順調に乗り込んでいます。直線ではF17秒までペースを上げていますが、余力十分に抑えきれないくらいの勢いで走路を駆け上がってきます。牝馬にしてはクビ付きが逞しくトモにもボリュームがあって迫力のある馬体ですね。動きにも柔らか味とスムーズさが出てきているので、この調子で乗り進めていきたいところ。現状では多少上体が重くなってきた印象なので、乗りながらしっかり締めていきたいところです。全体的な仕上がり状態に関しては良好といえるかと思います」

 

 

レッドヴァール(レッドヴァージン15)

(社台ファーム)
マシン運動60分、常歩3000m、ダク1200m、キャンター1200m、直線走路1000m。馬体重486キロ。
担当スタッフ「周回走路と直線ウッドを併用して順調にメニューを消化しています。走路のF17秒は余裕十分でこの馬にとっては物足りないぐらい。この時期の若駒にしては内面もしっかりしてきた印象でそろそろ速いところを取り入れても問題ないと思います。この中間は体にも締まりが出てきて、馬体、動きともに重さも感じられません。競馬では460キロぐらいかなと思いますが、牝馬としてはちょうど良いですよね。ここまで目立った不安もなくとても順調に来ているので、このリズムを崩さないようにさらなる良化を目指していきます」

 

 

レッドランディーニ(レッドメデューサ15)

 (ノーザンファーム空港)
週2回900m坂路×2本(F17・F16)、週1回周回キャンター2500m。馬体重451キロ。
担当スタッフ「リフレッシュを経て特に問題なく坂路と周回の調整に戻しています。思ったほど馬体は増えてきませんでしたが、細いという感じはなく、良い感じにコンパクトにまとまった体つきをしています。ここからもうひと変わり成長が見られれば尚いいと思いますが、現時点でもバランスの取れた漆黒の馬体はいやでも目につきますね。やや胴の詰まった体型なのでスピード寄りのタイプかと思いますが、身のこなしには父の産駒らしいキレが出てきましたし、踏み込みの深い力強い動きもできる馬なので、速いところにいってどんな動きを見せてくれるか楽しみにしています」 

 

 

レッドヴェイロン(エリモピクシー15)

(ノーザンファーム早来)
現在、週1日は屋内周回コース1800mをキャンターで乗り込み、週2日は屋内坂路コース800mをハロン16秒のペースで登坂、週3日はトレッドミルでの運動を行っています。引き続き馬体の成長度合いにあわせて、騎乗調教とトレッドミルを交互に行う形でメニューを進めていますが、この時期でも毛艶が良いように体調面は変わらず良好。順調に調整することができています。普段は大人しく落ち着いていますが、調教になるとグッと気持ちが入って、上々の手応えで坂路コースを力強く駆け上がってきます。着実なレベルアップを示してくれていますので、今後も本馬の状態にあわせ、成長を阻害しないよう調教メニューを工夫しながら進めていきます。馬体重は448キロです。

 

 

レッドレネット(プリンセスルシータ15)

(社台ファーム)
マシン運動60分、常歩3000m、ダク1200m、キャンター1200m、直線走路1000m。馬体重456キロ。
担当スタッフ「周回走路と直線ウッドを併用して順調に乗り込みを消化しています。他の馬同様に走路ではF17秒で乗っていますが、この馬も余力十分の駆け上がりを見せてくれています。以前の非力さがなりを潜め、ここにきて馬体に実が入り、どんどん良くなっているところですね。背はこれ以上うえに伸びる感じはありませんが、良いシルエットに変わってきていますし、これから筋肉量が増えてくればもっと充実した体に変わってきそうです。体の成長に伴って、動きに力強さと柔らか味が出てきましたし、背中が短めの分スピードのありそうなタイプに感じます。まだまだ良くなってきそうな一頭として注目しています」

 

 

レッドアルジーヌ(ショウダウン15)

(ノーザンファーム早来)
順調に調教が進んでおり、現在は週1日の屋内坂路コース800mをハロン17-18のペースで登坂、週4日は屋内周回コース2400mをキャンターで乗り込んでいます。周回コースの距離を延ばして少し負荷を高めましたが、上手く基礎強化を図ることができており、馬体重も大きく変わることなくメニューを消化することができています。気性面も成長しており、普段の仕草にも少しずつ落ち着きが出てきました。調教での走りには日ごとに力強さが加わってきている印象で、しっかりと動くことができるようになってきました。ただ、乗り進めてきたことで背中には少し疲れが感じられますので、馬体のケアを図りつつ、調教の負荷も調整しながら進めていきます。馬体重は436キロです。

 

 

レッドオルティス(マンボスルー15)

(社台ファーム)
マシン運動60分、常歩3000m、ダク1200m、キャンター1200m、直線走路1000m。馬体重464キロ。
担当スタッフ「直線ウッドと周回走路を併用して順調に乗り込んでいます。直線ではF17秒のところを余力十分に駆け上がっていきます。気性面にはまだ幼さが残りますが、調教に支障があるほどではなく、日々のケアと実戦練習で改善に努めています。馬体重以上にボリューム豊かで綺麗な体つきをしていて、幅があって胸前も広い。トニービンからハーツクライの産駒に遺伝する開いて歩く歩様はありますが、後肢の緩さがないのは本馬の強みとなりそうです。動きや馬体に不安はありませんが、急いで気持ちの面をこじらせてはいけないので、焦らず進めていく方針です」

 

 

レッドフィオナ(レディイン15)

(社台ファーム)
マシン運動60分、常歩3000m、ダク1200m、キャンター1200m、直線走路1000m。馬体重474キロ。
担当スタッフ「直線走路と周回ウッドを併用してしっかり乗り込んでいます。直線ではF17秒のペースを余力たっぷりに駆けており、中間は馬体に締まりも出てボディラインがシャープなものに変わってきています。胸が深く肩回りのボリュームも豊かで、体重は減っても相変わらずの好馬体が目立っています。大型でも捌きは素軽く仕上がり面も上々ですし、素材は確かな馬でしょう。あとは今は問題ないのですが、ステイの産駒だけに、これ以上進めた時に気性的な危うさを出さないように気を付けること。そこをケアしながらさらに乗り込んで後肢のパワーアップを図っていきたいですね」

 

 

レッドルーク(アクアシャンデリア15)

(ファンタストクラブ)
マシン運動30分、常歩2400m、速歩800m、ハッキング1600m、週2回屋内坂路。馬体重492キロ。
担当スタッフ「引き続き屋内ダートと坂路を併用して順調に乗り込んでいます。馬体重の割に薄めな馬体をしているのは前回お伝えした通りですが、それは今後の鍛錬で力をつけていければと思っているので特に心配はしていません。むしろその状況でも背中に緩さのないのがこの馬の良いところだと思います。見た目よりもしっかりした動きを見せてくれますよ。トモは適度な曲飛ですが、スナップを利かせたバネのある軽い走りをしますし、やはり現状では芝の長いところ向きなのかなという印象です。気性的にカリカリしていないのもその点でも合っていそうですね。ただ、オルフェの仔ですから、荒い気質も内在している可能性もなくはない。メンタルケアもしっかりやっていきます。今後も当面は体力作り、地盤固めといった形でじっくり乗っていければと思います。昆厩舎のハードトレーニングに耐えられる身体をつくっていきたいですね」

 

 

レッドゼノビア(ビジュアルショック15)

(社台ファーム)
マシン運動60分、常歩3000m、ダク1200m、キャンター1200m、直線走路1000m。馬体重474キロ。
担当スタッフ「周回走路と直線ウッドを併用して順調に乗り込んでいます。直線ではF17秒のペースを余力十分に上がっています。馬体にボリュームが出て、動きも柔らかく、後肢の踏み込みも良くなってきました。良い意味での重厚感が出てきて、さばきの力強さは牝馬らしからぬといったところ。馬体面や動きはここにきて一気に良化が見られるので、あと今後で問題になるとすれば気性でしょう。やはり父の産駒はやんちゃな子が多いですから。そこは想定しながら悪い方に向かわないよう心身両面からのケアに努めていこうと思います」

 

 

レッドガラン(ダンスオンザルーフ15)

(社台ファーム)
マシン運動120分、トレッドミル。馬体重506キロ。
担当スタッフ「順調に進めてきましたが、この中間背腰の筋肉に硬さが出て疲れが見られるので、マシンとトレッドミルに切り替えて疲労解消に努めています。さほど時間がかからずに乗り出しを開始できそうですが、前回もお伝えしたように真面目で一本調子な面があるので、その力みが背腰の張りにつながるような面もあるのかもしれません。適度にリフレッシュを挟みながら気持ちを緩めてやり、走る時も楽に走らせることを覚えさせたいですね。スピードはありそうなので、メリハリの利いた走りができるようにしてやりたいと思います」

 

 

レッドランサー(ブランシェール15)

(坂東牧場)
マシン運動60分、ダク1000m、キャンター3400m。馬体重412キロ。
担当スタッフ「引き続き長めのキャンターメインに乗り込んでいます。身体は小柄ですが、全体のバランスは良くなっています。胸の深い肩のゆったりしたタイプですね。ただ、動きは少し硬めなのでもう少し柔らか味が出てくれればいいなと思います。始動が遅れた分もありますが、まだ全体に幼く力も付ききっていないため、当面は下地づくりの調整。騎乗者とうまくコンタクトを取りながら良い成長曲線を描いていけるよう、調教中はもちろんのこと、普段の世話の時などから注意深く接していければと思っています」

 

 

レッドシャーロット(シルバーフォックス15)

(ノーザンファーム空港)
週2回900m坂路×2本、週1回キャンター1600m。馬体重456キロ。
担当スタッフ「坂路とコースを併用して順調に乗り込み消化中です。この中間から週1で坂路2本目に終い14秒ぐらいまで出しています。体はそこまで大きくないのですが、ボリューム豊かな力強い馬体をしており、早生まれの分仕上がりも早そうですよ。進捗の早い組で進められていますが、目立った疲労感もなくいつも頑張って走ってくれますし、カリカリしたり気の悪さを見せることもなく心身ともに安定しています。リフレッシュを挟んでさらなる馬体の充実を図りながら、早期デビューも視野に進めていきたいです」

 

 

レッドアルディ(ライブリーチューン15)

(社台ファーム)
マシン運動120分、トレッドミル。馬体重500キロ。
担当スタッフ「順調に乗り進めていましたが、背腰の筋肉に疲労感が見られたので、マシンとトレッドミルに切り替えてケアを優先しています。さほど大きなダメージがあるわけではなく、状態見ながら割と早めに騎乗再開の予定ですが、本馬もダンスオンザルーフ15同様に多少なりとも力みがあるので、そうしたところが疲労感につながっている可能性があります。楽にしなやかに体を使った走りができるように努めていきたいですね。馬体に関しては相変わらずバランスの良い見栄えのよい形をしています」

 

 

レッドプリモ(アドマイヤエレノア15)

(ノーザンファーム空港)
週2回900m坂路×2本、週1回キャンター2500m、週1回トレッドミル。馬体重414キロ。
担当スタッフ「引き続き坂路と周回キャンター、トレッドミルを織り交ぜながらの調整です。坂路はF16秒までですが、素軽くシャープな捌きをしているように、動きの面で特に悪いところはないのですが、まだ成長途上の印象もありトモなども小さめ。徐々にしっかりしてきたとはいえ、今後さらに速いところに行くには、もっと全体にボリュームが出てきてほしいなという思いがあります。メニューにメリハリを利かせながら減らさない工夫をしていますが、やや食の細い面があるので急激な馬体の増加は見込めないと思いますし、今は地道なトレーニングで成長を促すということが優先になるかと思います」

 

 

レッドラギド(デルモニコキャット15)

(社台ファーム)
マシン運動60分、常歩3000m、ダク1200m、キャンター1200m。馬体重530ロ。
担当スタッフ「左前の球節付近に疲労感を感じるので、直線入りは控え、周回ウッドでのキャンターとトレッドミルの調整までにしてケアを優先しています。骨格がしっかりしていて筋肉質のボリュームある馬体をしていますが、まだその肉体を生かしきれず、中身はパンとしていない印象です。今の寒い時期は馬体が絞りづらいことも影響してなかなかスムーズに進まないところもありますが、暖かくなって上体がすっきりしてくれば、全体に良くなってきそうなので、今は無理せず内面の充実に努めたいと思います」

 

 

レッドジョルト(ビーポジティブ15)

(ノーザンファーム早来)
1週間のリフレッシュ期間を挟んで、22日より騎乗調教を再開しました。現在、週3日は屋内坂路コース800mをハロン15-16で登坂、週3日は屋内周回コース3000mをキャンターで乗り込んでいます。体調は良く元気一杯で、調教にも前向きに取り組んでいます。この時期ながら毛艶も良好で、筋肉のハリが目立つ好馬体ですが、乗り込みを重ねることで今後ますます上がってくるのではないかと思います。現在のペースでも動きや手応えには余裕があり、脚捌きには力強さが増してきました。現時点では不安らしい不安もなく、調教も順調に進んでいる本馬ですので、今後もしっかりと乗り込んでいくことで更なるパワーアップを目指していきます。馬体重は499キロです。

 

 

※当ブログは東京サラブレッドクラブより、記事内容について転載を許可されております。

 

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