【東サラ2歳馬】1月末更新 関西馬編

こんにちは。おわっっ(@rk_owaaa)です。

 

 

1月末に東京サラブレッドクラブ7回目となる、明け2歳馬更新がありました。

2歳になり、更新が月2回となってます。

 

 

先日、関東馬をまとめましたので次は関西馬です。

 

 

【東サラ2歳馬】1月中旬更新 関西馬編

↑前回分です。

 

 

 

それでは参りましょう

 

 

セレブレイションキャット15

(社台ファーム)
マシン運動60分、常歩3000m、ダク1200m、キャンター1200m、直線走路1000m。馬体重458キロ。
担当スタッフ「年末に負った外傷はもう影響もなくすでに直線走路でも乗り始めています。まだハロン20秒程度で馬なりのペースですが、特に問題なさそうなのでこれから徐々に上げていけるでしょう。まだ少し腰高でこれからの成長待ちといったところがありますし、楽をさせていた分、馬体の張りもひと息の印象を受けるので、本当に良くなるのは暖かくなってからと見ています。しっかり乗りながら成長を促していければと思います」

 

 

ツインテール15

(ファンタストクラブ)
マシン運動30分、常歩2400m、速歩800m、ハッキング1600m、週2回屋内坂路ハッキング800m。馬体重442キロ。
担当スタッフ「この中間から坂路に入れてハロン20~22秒ぐらいのペースで乗っています。来場当初はなかなか実にならないところがありましたが、稽古をやり出してから飼い葉を以前よりも食べるようになり、背も伸びて馬体重も440キロを超えてきました。いまちょうど良い成長を見せていますね。多少落ち着きのない面はありますが、気の悪さというよりは、男馬のサラブレッドらしいかん性の強さといった感じで、これは競馬にいって良い方に作用するのではと考えています。動かすと身のこなしが柔らかく、やはりディープの仔だなといったところを感じますし、この仔はまだまだ伸びますよ。体高からすればもっと体重があっていいと思うので、成長を促しながら乗り込んでいきます」

 

 

レッドエルザ15

(ノーザンファーム早来)
1月16日より騎乗調教を再開しています。現在、週3日は屋内坂路コース800mをハロン15-16のペースで登坂、週3日は屋内周回コース3000mをキャンターで乗り込んでいます。リフレッシュ期間を設けて調教のペースを抑えましたが、馬体重は徐々に増加しており、良いコンディションで乗り込むことができています。とても背中の柔らかい馬で、調教では血統を感じさせる脚捌きの軽いフットワークを見せています。気性面では特に気になるところはなく、真面目に調教に取り組んでいますので、今後もいい形でトレーニングを積んでいけるのではないでしょうか。引き続き馬体の状態を見ながらじっくりと進め、パワーアップを図っていきます。馬体重は430キロです。

 

 

サクラサクⅡ15

(社台ファーム)
マシン運動60分、常歩3000m、ダク1200m、キャンター1200m、直線走路1000m。馬体重490キロ。
担当スタッフ「引き続き周回走路でのキャンターと直線走路のキャンターを交互に乗っています。馬体重が490キロまで増えたことからも分かる通り、筋肉がついて丸みのある良い馬体に成長してくれていますよ。稽古でも気持ちのこもったナイスフットワークを見せています。ただ、ウッドとダートを併用しているのですが、その動きがまるっきり違います。力を要するダートでは思うほど動けず、ウッドだと弾むような動きを見せることから、はっきりと芝向きでしょう。成長が早いタイプではないと思うので、秋口を目標にじっくり鍛錬を重ねていきます」

 

 

レッドヴァージン15

(社台ファーム)
マシン運動60分、常歩3000m、ダク1200m、キャンター1200m、直線走路1000m。馬体重500キロ。
担当スタッフ「引き続き、周回走路と直線走路を交互に乗って鍛えています。ここまで理想的な成長曲線を描いており、特に不安らしい不安はありません。調教にもしっかり対応できており、まだまだ余裕の構えを見せているので、これからさらにピッチを上げていけそうです。父の産駒ながら背中がしっかりしていて、深いダートコースでも力負けせずに動けています。早期デビューを目指せる馬だと思うので、この後もしっかり乗り込んでいきますよ」

 

 

レッドメデューサ15

(ノーザンファーム空港)
週3回900m坂路、週1回周回キャンター。馬体重449キロ。
担当スタッフ「週ごとにメニューは異なりますが、先週からは週3回坂路に入れてハロン16秒、週1回周回1500mをキャンターで乗りました。馬体重は思ったほど増えてきませんが、背は伸びていますし成長は見られます。全体に張りのある良い体つきをしているので心配はしていません。坂路の動きも軽快ですし、じき15-15まで上げていけるでしょう。ややピリっとした気性をしているので、そこだけ気をつけていければと思います。攻めるばかりではなく、キャンターでは抜いた走りも覚えさせていきます」

 

 

エリモピクシー15

(ノーザンファーム早来)
引き続き、週1日は屋内周回コース1800mをキャンターで乗り込み、週2日は屋内坂路コース800mをハロン16-17のペースで登坂、週3日はウォーキングマシンでの運動を行っています。運動メニューを順調に消化していて、坂路調教では現在のペースにも問題なく対応できています。ただ、馬体はまだ幼い印象で、筋肉量や全体のボリューム感が出てきて欲しいところです。今はしっかりと成長を促すためにも、適宜休養を挟みながら進めていきます。馬体重は448キロです。

 

 

プリンセスルシータ15

(社台ファーム)
マシン運動60分、常歩3000m、ダク1200m、キャンター1200m、直線走路1000m。馬体重450キロ。
担当スタッフ「引き続き、周回走路と直線走路を織り交ぜながら乗り込んでいます。乗りながら徐々に体重が増加して幅が出てきました。肉付きが良くなってきたのと並行して動きにも良い意味での余裕が感じられるようになってきましたね。いまちょうど上向いているところで、まだ変わってきそうな手応えがあります。少しうるさいところはありますが、この姉たちも一様にそういうところがありながら、競馬ではしっかり結果を出していますからね。それらに比べたら本馬はまだまだ問題のないレベルですよ。引き続き成長をうながしながら秋口を目標としてメニューを組んでいければと思います」

 

 

ショウダウン15

(ノーザンファーム早来)
順調に調教が進んでいます。現在、週1日は屋内坂路コース800mをハロン18秒のペースで登坂、週4日は屋内周回コース1800mをキャンターで乗り込んでいます。飼葉の喰いが良好で、乗り込みながらも着実に馬体重が増加しており、調教でも力強さ感じさせる走りを見せています。前進気勢が強く、坂路コースを現在のペースでも最後までしっかりと走ることができているように、気持ちの面はもちろん着実に基礎体力の強化を図ることができています。精神面でも以前は少し気難しいところを見せていましたが、そういったところも解消されてきて大人になってきています。まだこれから大きく成長してくる本馬ですので、本馬の成長にあわせて乗り込んでいき、じっくりと体力強化を進めながら素質を磨いていきます。馬体重は440キロです。

 

 

マンボスルー15

(社台ファーム)
マシン運動60分、常歩3000m、ダク1200m、キャンター1200m、直線走路1000m。馬体重458キロ。
担当スタッフ「引き続き、周回走路と直線走路を交互に乗り込んでいます。この時期でも皮膚感が良く、筋肉の張り出しが上向いています。走りも変わらず大きなフォームで良く見せますが、背中の伸縮が良くなって体の使い方などが上達してきたことも注目ですね。ハーツクライ産駒らしい前肢を開いたフォームも、父の特色として良い方に受け止めています。懸念していた気性ですが、稽古を進めてもうるさくなるようなことはないですし、稽古中に難しい面を見せることもありません。ここまで順調にきていると思います。早期からというタイプではないと思いますが、秋口には十分態勢が整いそうです。秋口をメドにメニューを組んでいきます」

 

 

レディイン15

(社台ファーム)
マシン運動60分、常歩3000m、ダク1200m、キャンター1200m、直線走路1000m。馬体重490キロ。
担当スタッフ「引き続き、周回走路と直線走路を交互に乗り込んでいます。馬体重の割に見た目はすらっとしていますが、中身は充実しており、蹴りの力も強化できている印象です。体が増えても重苦しさはありませんし、今時期の2歳としてはパワーもスピードも優秀な方。良い意味で感度の高さがあってそれが反応の良さにも繋がっています。これは早期デビューも目指していけそうですね。これからさらによくなっていきそうな感触を得ていますし、乗り込み強化で良さを引き出していきたいです」

 

 

アクアシャンデリア15

(ファンタストクラブ)
マシン運動30分、常歩2400m、速歩800m、ハッキング1600m、週2回屋内坂路ハッキング800m。馬体重490キロ。
担当スタッフ「この中間から坂路を交えて乗り込んでいますが、疲れを見せたりすることなく余裕を持ってメニューをこなしています。乗りながら背が伸び、馬体重も増えてきているので、しっかり実になってきているなという印象です。走る姿勢にも前向きさが出てきたのは好感が持てますね。ただ、重厚感という意味ではまだこれからの成長が必要かなとも思います。これだけの立派な馬体に見合ったトモ幅が欲しいですね。今後の稽古でしっかり筋肉をつけていくつもりですよ。今のところ気の悪さなども見せずに順調に来ているので、芯からのパワーアップを図れるように徐々にペースアップしていきます」

 

 

ビジュアルショック15

(社台ファーム)
マシン運動60分、常歩3000m、ダク1200m、キャンター1200m、直線走路1000m。馬体重480キロ。
担当スタッフ「引き続き、周回走路と直線走路を交互に乗って調整しています。乗りながら肉付きが良くなってきましたね。腹回りも厚みが出てしっかりしてきましたよ。それが走りにも繋がって、背中の伸縮を上手に使った走りができるようになり、フットワークにも伸びが出てきた印象です。ダート馬という感じではないのですが、パワーもありそうです。かん性の乗りが良くて、前進気勢旺盛なところもこの馬の良いところですね」

 

 

ダンスオンザルーフ15

(社台ファーム)
マシン運動60分、常歩3000m、ダク1200m、キャンター1200m、直線走路1000m。馬体重506キロ。
担当スタッフ「週4回直線走路でハロン20~18秒のペースで乗っています。後傾ラップで乗るように心がけていますよ。坂路以外の日は周回ウッドで軽めのキャンターを行い、メリハリを利かせたリカバリーメニューも織り交ぜています。脚元に不安もなく順調ですが、まだ立派な馬体に見合った芯の強さは備えていないようにも思うので、このまましっかり乗りながら鍛えていきます。仕上がり自体は比較的早いタイプのように思うので、順調なら夏競馬も目指せるのではないでしょうか」

 

 

ブランシェール15

(坂東牧場)
マシン運動60分、ダク1000m、キャンター1000m。馬体重417キロ。
担当スタッフ「今月を通して本格的な馴致を完了させ、現在は本馬場でダクとキャンター1000mずつを乗り出しています。まだ多くの馬と一緒に調教する環境に慣れていないせいか、他馬の動きに感化されやすい面があるので、ひとつひとつ教えながら慎重に進めている段階です。馬体に関しては実際の体重以上にしっかりしているので特に心配はしていません。これから本格的な稽古が進むごとに、無駄肉が落ちる代わりに良い筋肉をまとってくると思います。気性的な難しさはそうありませんが、心身ともにバランスよく育てていけるよう、まずは基礎をしっかり築いていきたいですね。不安視していた蹄壁の状態もよくなっていますし、これから暖かくなるにつれて全体的に状態が上向いてくると思います」

 

 

シルバーフォックス15

(ノーザンファーム空港)
担当スタッフ「引き続き坂路主体に順調にメニューを消化しています。週1回2本乗る日を設けていますが、1本目にF20秒で乗った後、2本目にペースを上げてF15~16。この時期の2歳にしてはそれなりに負荷が掛かっているはずですが、この馬はしっかりした脚取りでまっすぐに駆け上がってきます。馬体重に大きな変動はありませんが、しっかり中身はできていると感じます。牝馬にしては落ち着いた気性で扱いやすく、誰が乗っても乗りやすいと状態をほめてくれます。この感じなら早期デビューも視野に入ってきそうですね。とても順調に来ていると思うので、このまま乗りながら体力面の底上げを図っていきたいです。馬体重は448キロです」

 

 

ライブリーチューン15

(社台ファーム)
マシン運動60分、常歩3000m、ダク1200m、キャンター1200m、直線走路1000m。馬体重496キロ。
担当スタッフ「週4回直線走路でF20~18秒を後傾ラップで乗るように心がけています。合間に周回ウッドでの軽めキャンターをはさみ、疲労の蓄積を避けるようにしています。乗り手の指示に従順で操作性の高い馬なので、誰が乗っても問題なく乗りこなせます。これは競馬に行って強みとなるでしょうね。性格も大人しく無駄なことをしない馬でしたが、稽古を重ねるごとに多少の気の強さが出てきました。これが良い方に作用するよう、心身のバランスを考えながら乗っていきたいですね」

 

 

アドマイヤエレノア15

(ノーザンファーム空港)
担当スタッフ「現在は週2回坂路2本、1本目F19秒、2本目F17秒のペースで乗っています。それ以外の日は周回キャンターで長めをじっくり乗りながら体力強化を図っています。馬体重は410キロと大きく変わっていませんが、背も伸びてきましたし、徐々にですが中身はできてきたと思います。坂路ではまっすぐ力強く駆け上がってきますし、走り自体はやはりいいものがありますね。それでも、もう少し体を膨らませたいので、もうしばらくは現行のメニューで成長を図り、もう少し暖かくなってきた頃に、様子を見ながらペースを上げていければと考えています」

 

 

デルモニコキャット15

(社台ファーム)
マシン運動60分、常歩3000m、ダク1200m、キャンター1200m、直線走路1000m。馬体重528ロ。
担当スタッフ「週4回、直線走路でF20~18秒を後傾ラップで乗っています。直線に入らない日は周回ウッドで軽めのキャンターを乗り、心身のリカバリーメニューとして取り入れています。大型馬特有の緩さは残していますが、この時期なので仕方ない面もありますね。暖かくなって締まりが出てくれば、より動きもシャープになってくると思います。それでも見た目通りにパワーはありますし、走りの感じは父に似ています。大型な男馬にしては繊細なところがあるので、気性面もケアしつつ、徐々にペースを上げていきたいですね。もうひと変わり欲しいことは確かですが、調教自体は進捗の進んだ組でこなしているので、今後の状況次第では早めのデビューが叶うかもしれません」

 

 

ビーポジティブ15

(ノーザンファーム早来)
引き続き順調に調教が進んでおり、週3日は屋内坂路コース800mをハロン15-16のペースで登坂、週3日は屋内周回コース3000mをハロン20秒のペースで乗り込んでいます。徐々に筋肉がついて、しっかりとした体つきになってきました。特に前脚の搔き込みが力強くパワフルな走りを見せていますが、もっと体を大きく使って走ることができれば、さらに良い走りへとつながってくると思います。集中して調教メニューに取り組んでくれるので教えたこともしっかりと吸収してくれますし、気持ちの切り替えも上手な賢い馬。厩舎では一番調教が進んでいるグループにいて、しっかりとトラブルなく乗り込むことができていますので、これからもどんどん力をつけていってくれるのではと期待しています。馬体重は500キロです。

 

 

 

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