こんにちは。おわっっ（@rk_owaaa）です。
1月末に東京サラブレッドクラブ7回目となる、2歳馬更新がありました。
2歳になり、更新が月2回となってます。
関東馬編です。
↑前回分です。
それでは参りましょう
（ファンタストクラブ）
マシン運動３０分、常歩２４００ｍ、速歩８００ｍ、ハッキング１６００ｍ、週２回屋内坂路ハッキング８００ｍ。馬体重４８８キロ。
担当スタッフ「中間は坂路調整も開始して順調にきています。気性も素直で扱いに困るところはないですし、走る時も鞍上の指示に従って行儀よく動けています。まだ速いところはやっていませんが、随所に光るものを感じさせる馬で、お母さんとディープの相性の良さを感じますね。この母の仔ではステイの仔たちを勝たせてやることができなかったので、レッドヴィクター号とこの仔には尚のこと期待しているんですよ。ヴィクターも素質は確かですが、少し弱いところがあって始動が遅れました。本馬は今のところそうした不安もないですし、重賞でも活躍した上のスーパームーン以上の走りができるのではと期待をかけています。まだ背腰の力強さに欠けるところはありますが、それはこれから稽古を重ねていけば解消してくるでしょう。先生も期待されていて、順調なら夏の北海道から使いたいとのこと。昨年もソウルスターリングで成功していますが、２歳を夏の北海道で使うことはサイクルの早まった今の競馬では多くのメリットがありますね。もちろん無理して使うことはしませんが、馬に問題がないようなら、夏に向けて調教スケジュールを組んでいくつもりです」
01.20
（ジョイナスファーム）
中間はパドック放牧の調整、再度ショックウェーブ治療を行いました。まだ熱感は残っていますが、だいぶ腫れも治まり状態には良化が見られます。休ませているので、馬体重は４６８キロと大きく増加しました。今後もパドック放牧で成長と化骨を促していきます。
01.27
（ジョイナスファーム）
この中間もパドック放牧の調整です。他の馬より一足先に切り替えたため、体力を持て余してうるさいところも見せています。中間、再度ショックウェーブ治療を行いました。熱感や腫れはまだ残っていますが、順調に良化を見せています。馬体重４７０キロ。
（ノーザンファーム早来）
順調に調教が進んでおり、引き続き週2日は屋内坂路コース800ｍをハロン16秒のペースで登坂、週3日は屋内周回コース2400ｍをキャンターで乗り込んでいます。調教ではグループの先頭で物見をすることもなく集中して走ることができています。普段の仕草などは幼いところを感じさせますが、調教には前向きで、しっかりと取り組んでいるところに好感が持てます。身のこなしは柔らかく、現在のペースでも調教での手応えには余裕が感じられます。着実に力をつけていますが、まだ成長途上にありますので、暖かくなる時期にしっかりと負荷をかけることができるよう、適宜リフレッシュを挟みながら緩急をつけて進めていくことも考えています。今後も本馬の成長を見ながらじっくりと進め、レベルアップを図っていきたいと思います。馬体重は448キロ。
（社台ファーム）
マシン運動６０分、常歩３０００ｍ、ダク１２００ｍ、キャンター１２００ｍ、直線走路１０００ｍ。馬体重４５０キロ。
担当スタッフ「引き続き周回走路でのキャンターと直線走路のキャンターを交互に乗っています。馬体を見ても幼さが抜けてシルエットが大人の形になってきたのが分かりますし、稽古を重ねるごとに筋肉量が増し、馬体重も４５０キロまで到達。それに伴って四肢の捌きに力強さが出て、全体の動きに活気が感じられます。まだメンタル面に少し幼さは残していますが、調教に支障はないですし、特に問題のないレベル。血筋の良さが出てきた感じですし、まだまだ良くなってきそうです。このまましっかり乗り込んでいきます」
（ノーザンファーム早来）
順調に調教が進んでいます。現在、週1日は屋内坂路コース800ｍをハロン16-17のペースで登坂、週4日は屋内周回コース1800mをハロン22秒のペースで乗り込み、週1日はトレッドミルでの運動を行っています。馬体は筋肉が着実に付いてきており、肩やトモには少しずつ張りが出てきました。飼葉の喰いがよく、お腹まわりには程よく余裕が感じられます。調教では体を上手く使った軽いフットワークを見せており、現在のペースにも問題なく対応できています。気性面ではあまり大きな変化はありませんが、少しずつオン・オフの切り替えができるようになってきました。まだ心身ともに成長途上にある本馬ですので、状態を見ながら慌てずじっくりと進めていきます。馬体重は435キロです。
（坂東牧場）
マシン運動６０分、ダク１０００ｍ、キャンター３４００ｍ。馬体重４２６キロ。
担当スタッフ「この中間も周回コースを中心にキャンター３周半のメニューをしっかりこなしてきました。昨年末にハロン１６秒ぐらいまでペースを上げた後は正月にリフレッシュ期間を設け、そこから再びペースアップを図っているところです。多少馬体重は減っていますが、細いとかガレたという感じはなく、むしろ立派に映ります。大きく快活な歩様で走り出してからも軽快な動きを見せますが、この馬で気をつけないといけないのは気性面。父譲りなのか、気の強い面を見せたり物見をしたりするなど、まだ幼い面を残しているので、長めの距離をじっくり乗りながら、合わせて精神面の成長を図っていきたいですね」
（ノーザンファーム早来）
順調に調教が進んでいます。引き続き、週2日は屋内坂路コース800ｍをハロン16秒のペースで登坂、週3日は屋内周回コース2400ｍをキャンターで乗り込んでいます。馬体は確実に成長しており、幅が出て体高も少しずつ伸びてきました。気性面はまだ幼いところが目立つものの、騎乗スタッフの指示には素直に従い、真面目にトレーニングに取り組んでくれているので調教もスムーズです。以前よりも力みが抜けて、リラックスして走ることができるようにもなってきている点からも成長が伝わってきます。心身ともに着実な成長が見てとれ、メニューも順調に消化することができていますので、これからの更なる成長とパワーアップがとても楽しみです。馬体重は502キロです。
（ファンタストクラブ）
マシン運動３０分、常歩２４００ｍ、速歩８００ｍ、ハッキング１６００ｍ、週２回屋内坂路ハッキング８００ｍ。馬体重４８８キロ。
担当スタッフ「この中間から坂路にも入れて順調に稽古を消化しています。坂路では基本ハッキング程度のペースですが、気持ちにピリッとしたところを出すために、先週は１５－１５のところも乗ってみました。まだ瞬時に反応して動ける感じではありませんでしたが、馬体にゆとりのある現状としてはまずまずの動きだったと思います。毛も長く見栄えはあまり良くありませんが、馬体には伸びが出て前肢と後肢のバランスも徐々に整ってきました。速いところをやった後も状態に問題はありませんし、今後もメリハリの利いたメニューを課しながら、馬体の成長を図っていきたいと思います」
（ノーザンファーム空港）
週３回９００ｍ坂路、週２回周回キャンター２５００ｍ。馬体重４５１キロ。
担当スタッフ「この中間も坂路とコースを併用しながら順調に乗り込んでいます。週ごとにメニューをアレンジしていますが、先週は週３回坂路でハロン１７秒のペース、週２回は周回キャンターでした。乗りながら動きにやわらかさが出てきましたし、メニューにメリハリを利かせることで馬もリラックスして動けるようになってきています。坂路だけだとガーッといってしまう馬もいますから、周回コースでゆったり走らせることも必要だと思います。もう少し暖かくなるまでは現行ペースで進め、３月、４月頃をメドに１５－１５まで上げていければと考えています」
（社台ファーム）
マシン運動６０分、トレッドミル、常歩３０００ｍ。馬体重５１４キロ。
担当スタッフ「左前膝骨端炎の症状は尾を引くことなく改善したので、この中間はトレッドミルの調整を経て現在は常歩での運動も開始しています。一過性の症状だったので、早めの対処で長引くことなく調教に戻れて何よりですが、体の大きな馬ですし、いきなりから無理はせず、慎重に状態を確認しながらキャンター調整を再開しようと考えています」
（坂東牧場）
パドック放牧、マシン運動４０分。馬体重４９９キロ。
担当スタッフ「OCD術後の経過はその後も良好でこの中間からマシン運動を始めました。やや広めのパドックとマシンで軽く動かしながら、トレーニング部門に移るためのリハビリを行っているところです。気性も素直ですし、２月からブレーキングを始めたとしても４月頃には他の馬に追いつけると見ていますよ。楽をさせている間に馬体重が５００キロ目前まで増え、牝馬としてはとても立派な体つき。余裕分もあるのでしょうが、飼い葉も食べてくれますし、いい成長をしてくれていると思います。牝馬特有の繊細さもなさそうなので、軌道に乗れば意外と早いのではと思っています」
01.20
（ジョイナスファーム）
この中間も１４００ｍ馬場でキャンターＦ２０～２５秒で３５００ｍ乗っています。今日は３Ｆから１７－１５－１５で乗りました。動きは相変わらずしっかりしていますが、天候が悪かったこともあり、馬も雨や馬場を気にして強張っている様子でした。明日は運動にして、明後日からは予定通りしばらくの間、パドック放牧に切り替えて成長を促していきます。馬体重４５７キロ。
01.27
（ジョイナスファーム）
中間は毎日だいたい４～５時間パドック放牧での調整です。まだ切り替えたばかりなので、特に大きな変化はありませんが、変わらず元気に過ごしています。運動量が減るので、あまり太らせすぎないように飼葉量を調節しながら進めていきます。馬体重４６１キロ。
コメントを残す