巣鴨 ときわ食堂本店 林SPFロースカツ丼

巣鴨 ときわ食堂本店

巣鴨 ときわ食堂本店

林SPFロースカツ丼  970円

 

 

 

今回は、巣鴨。

その前後、隣駅 駒込の「六義園」や「旧古河庭園」などに寄った道中。その前後の話は、また別の記事で紹介したいと思います。

 

巣鴨駅

 

JR・地下鉄 都営三田線 巣鴨駅から北に歩いて「巣鴨地蔵通り商店街」へ。

巣鴨地蔵通り商店街

 

この巣鴨地蔵通り商店街、長さは約780m、その中には約200の店舗が軒を連ねている。

 

巣鴨地蔵通り商店街の歴史

「おばあちゃんの原宿」と呼ばれる巣鴨地蔵通りは、旧中山道であり、江戸の中期から現在にいたるまで、商業や信仰の場として栄えてきました。
巣鴨地蔵通りは江戸時代、中山道の出発地点日本橋から出発して最初の休憩所(江戸時代の言葉で立場(たてば)と言います)が江戸六地蔵尊 眞性寺から巣鴨庚申塚の間に点在し、町並みが作られました。
そして、明治24年には、とげぬき地蔵尊 高岩寺が上野(現在の上野の新幹線の駅のそば)から巣鴨へ移転し、現在、巣鴨地蔵通りは「とげぬき地蔵尊」と「江戸六地蔵尊」の2つのお地蔵様と巣鴨庚申塚に守られて、商業の街・信仰の街としてお年寄りを中心に若い方々にも親しまれています。

巣鴨地蔵通り商店街ホームページより

 

これから向かう、「ときわ食堂 本店 」さんは、事前に調べていた。

もちろん「巣鴨 かつ丼」と調べた結果だ。そして、ヒット。

 

巣鴨駅側から商店街に入り、約300mほど歩くと、左側に見える。

巣鴨ときわ食堂 本店

巣鴨ときわ食堂 本店

 

この、巣鴨ときわ食堂さん、豊島区で4店舗展開している。(本店=巣鴨店、庚申塚店、駒込店、巣鴨駅前店)

http://kousinnduka.co.jp/

ホームページもしっかり整備されている。

創業は平成元年、庚申塚店がはじめとのこと。

 

 

入店。

 

広い。テーブル席が73席、カウンター席が14席。入店したのが17時前。行った日が祝日とはいえ、まだ夕時前だし少ないだろうなと思っていたが、そんな事は無かった。奥がテーブル席中心なのだが、そのテーブル席も8割方埋まっているように見えた。開放感のある、大衆的な雰囲気のする食堂だ。色んな年齢層の方が、お酒を飲みながら食事を楽しんでいた。それも、この店、そして巣鴨特有の光景だろう。

 

カウンターに座る。若干テーブルが低く感じた。余談ではあるが、筆者の身長は185cmである。

 

店員さんが、あったかいウーロン茶を運んでくれる。

低めのテーブル、あったかいウーロン茶など見て「ああ、巣鴨だなぁ」と思う。

 

 

注文するものは決まっているが、一応メニューを確認。メニューは壁に大きく書かれている。

 

「ロースかつ丼を1つください。」

 

ここで言う、「ロースかつ丼」は、ときわ食堂では「林SPFロースカツ丼」が正しい名前だ。

※林SPFとは、千葉県産のブランド豚とのこと。林SPFポーク

 

10分程待つ。店内も混んでいるし、出てくるのも遅くなると思ったが、意外と早く出てきた。

 

林SPFロースカツ丼

林SPFロースカツ丼 970円

 

メインとなるカツ丼にサイドで漬物とみそ汁。

 

 

まず、見た目の印象。優しいきつね色だ。店によって、カツの揚げ方が違うので色も変わってくる。ここは、非常に明るい色をしている。

 

 

実食。

 

 

優しい。なんだこの優しさは。衝撃を受けた。カツが凄く柔らかく、衣がフワッフワ。揚げたてでもこのカツのクオリティは出せるところは少ないのでは。今まで食べたことのないぐらい柔らかい。しかも、しっかりカツに味が付いている。気持ちの良い和風味。これは旨いぞ。

たまごもキメが細かく、しっかり溶いて火を軽く通してフワフワ。玉ねぎも煮込み過ぎず生過ぎず、玉ねぎのシャキシャキ感をしっかり残している。だが味はしっかり。カツの揚げ時間、タレに玉ねぎを漬け込む時間、溶き卵の投入時間のその全てが正確に計算されつくした完璧な1杯だと感じた。

 

みそ汁の具材はキャベツ・ワカメ。キャベツの存在感が強い。火を通されてしんなりしているかと思えば、そんなこと無い。キャベツがシャキッと「俺がみそ汁の主役だ。」そんな、みそ汁。

実際、みそ汁は手間ひま掛けて一人前ずつ片手鍋で作っているらしい。巣鴨ときわ食堂のこだわり

 

漬物はきゅうり・大根・野沢菜。あったかいカツ丼とみそ汁とは対極に、この冷たさ、あっさりさが良いアクセントになっている。

 

食べ進めていると、あることに気づく。

カツをよく見ると、中の衣が少し柔らかく、ややドロッと、にゅるっとしている(正しい擬音語が分からない)。それなのに、ロースカツはしっかり中まで火が通っている。少し考える。。一つ個人的結論。「巣鴨という土地が、熱いものの苦手なおじいちゃん達に対して、生み出した独自の方法ではないだろうか」。これは相当低温でゆっくり揚げたに違いない。

 

 

一口一口感動が止まらない。舌を包み込む、タレが浸み込んだご飯。柔らかいカツ。ほろっと振りかけられたアオサの風味。こんな優しいカツ丼を私は食べたことがあるだろうか—

 

 

完食。

 

 

衝撃を受けた、至極の一杯。

是非、一度足を運んでいただいて、この感動を味わって欲しい。知ってもらいたい一杯が、巣鴨にある。

 

ご馳走様でした!!

 

巣鴨ときわ食堂・本店

所在地 豊島区巣鴨3-14-20
電話番号 03-3917-7617
営業時間 10時から23時まで。(ラストオーダー22時30分)
定休日 無休
最寄駅 JR・地下鉄 巣鴨駅 徒歩6分

 

 

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