『世界のエリートがやっている 最高の休息法』書評・感想

最近というか、ずっと。「あぁ、やる気でねぇな…」とか「しっかり寝たはずなのに、なんだか眠いな…」とか。そのまま気分のまま過ごしても良いだろう。しかし、人間たるもの、時間に追われているのが常だ。そんなときに、数ある中から適当に検索して出会ったのがこの本。

「脳科学×瞑想で集中力が高まる 世界のエリートがやっている 最高の休息法」著:久賀谷 亮

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主題は「最高の休息法」でいいだろう。

 

書評ブログを書くのは、これで2冊目。まだまだ流れが分かっていないが、どうぞお付き合い頂きたい。

何故この本を2冊目に選んだのか。共有したい、と言えばそこまでだが、私にもリアルでの生活がある。インターネットの中では「おわっっ」として、バーチャルで生きている。しかし、そんな私もこの世界を生きる1人の生身の人間だ。そんな、リアルを生きていると、どっかしらで人との出会い、というものが発生する。

「趣味は競馬です。」とか言ったり。「あとは…読書とか。そうそう、今、ちょうど読み進めている本があって…」それが、この本だった。その時は読み進めている最中だったので、あまり上手く伝えられなかった。そんなどうでもいいコトが、やけにつっかえていた。だから、この本を2冊目に選んだ。”リアルでの私が伝えきれなかったものを、おわっっが代わりに伝えたい”。その方は知る由もないが。

 

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タイトル。「脳科学×瞑想」。瞑想…あまり良いイメージは無い。というか知ろうともしない未知の領域。寺や静かな空間で1人黙々と心を落ち着かせる。そういったイメージ。

この本は、序論(説明)・結論(実践)・補足(物語)・付録。といった4段構成になっている。

知ってほしいこと。それは、

  • マインドフルネス(瞑想などを通じた脳の休息法の総称、この本の一番のキーワード)
  • 肉体には肉体の、脳には脳の休め方がある(脳疲労と肉体疲労は根本的に違う)
  • 瞑想という領域に、脳科学が入り込んでいる(脳は体重の約2%の重さにも係わらず、身体が消費する全エネルギーの20%を消費する
  • 何も考えずにボーっとしてても、脳は休まるどころかエネルギーを消耗し続ける(=DMN:デフォルト・モード・ネットワーク、脳が意識的な活動をしないときに働く活動≒自動車のアイドリング)
  • DMNは、脳の消費エネルギーの60~80%を占めている(⇒DMNの活動を抑える脳構造をつくっていこう)
  • 世界のエリートたちがマインドフルネスを実践している、らしい。知ったこっちゃないし、別にどうでもいいが。しかし、何よりも実利を重視しそうなエリートたち、本当に役立つものにしか手を出さないはずのエリート達がなぜ実践しているのか。
  • その場しのぎの応急措置を行うのではない。”脳の可塑性”で疲れづらい脳を手に入れよう。

このように序論で、”疲れ”という有象無象に対して、科学的に説明。

 

結論で、その”疲れ”に対して、解消するための7つの実践法を図解で紹介。

  • マインドフルネス呼吸法
  • ムーブメント瞑想
  • ブリージング・スペース
  • モンキーマイルド解消法
  • RAIN
  • やさしさのメッタ
  • ボディスキャン

1つ目の「マインドフルネス呼吸法」これさえ方法を知っておけば、全てに使える。それほど万能な休息法。とにかく、身体の感覚(接触・重力・呼吸)に意識を向けましょう。雑念は浮かぶもの、「仕方ない」と割り切って、自分を責めず、呼吸に注意を戻しましょう。

ただ、はっきり言って続かない。しかし、僕は意識的に続けなくても良いと思う。この方法さえ知っていれば、例えば電車の中で、例えば食事後のちょっとした合間で、することが出来る。脳をリセットする、というよりかは、リスタートさせるイメージが良いかな。ふと我に返る瞬間を、意識的に造る。生活の中に「瞑想」を組み込めるというのが、手軽さであり唯一無二の方法なのだと思う。

 

この序論・結論で計33ページ。立ち読みでもすぐ読めるレベルだ。

その33ページ以降を、ナツ(主人公・小川夏帆・29歳)という研究者、スター・ウ〇ーズのヨーダに似ているグローブ教授を中心に物語が約200ページに渡って繰り広げられていく。もちろん、起承転結もしっかりしており、伏線も回収される。読み物としても面白い。引用している研究成果はもちろん全て現実のもの。まぁそれらは全て、結論で示した7つの休息法に回帰するのだが。

付録は、すべて読み切った後に日常生活で実践してみよう。という、5日間のプログラムを紹介。自分自身の脳を休めてみましょう。

 

この本を読んで、1から10まで理解する必要は全くない。というか、言ってること書いてること難しい。そんな人はもっと別のことに理解を深めていったほうがいい。最終目的地は、マインドフルネスを実践する。そして、続けていく。これが一番重要だと思う。体勢であったり、呼吸法、思考に対して認知を変えていく。ゲームみたいにレベルが上がったとか、特殊能力を手に入れたとか表示される訳ではない。気が付かないうちに、昨日の自分より疲れにくい自分が今日を生きている。知らず知らずに生長(≠成長)していってほしい。

5分間のマインドフルネス呼吸法って、本当に意外と続かないから。邪念、雑念、騒音いろいろ気になるから。”今””自分”を感じてみて。ぽかぽか陽気の中10分寝たときの、あの心地良い感触。あれに近いかも。ぜひ自分で、意識的に、でも無意識に造ってみてください。

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