競馬初心者の若者にこそ日本ダービーを見に行って欲しい

こんにちは。おわっっ(@rk_owaaa)です。

 

 

 

いきなりですが、先ずはこの動画を見て頂きたい。

 

テレビを見る人にとっては、1度ぐらいは見たことあるだろう。JRA(日本中央競馬会-jraofficial)が流している、日本ダービーのCM(「HOT HOLIDAYS!」~日本ダービー編~ )だ。

 

ここで、このブログを読んで頂いてる、ありがたき読者に1つ質問。

 

「あなたは、競馬を生で、競馬場で見たことがありますか?」

 

YESと答えたあなた。それはいつですか。多分、10人が10人違う瞬間になるでしょう。

NOと答えたあなた。私(23歳)と同世代だろうか。それなら、特に嬉しい。このブログを見にきてくれてありがとう。

 

 

 

 

 

そんな、あなたに届けたい。

 

学校のクラスに一人はいたんじゃないかな。競馬が好きなクラスメイト。私はその一人だった。よく、変な目で見られていたよ。(笑)

でも最後にあなたが、このブログを見て、来たる 2017年 5月28日 15時40分 東京競馬場で生まれる瞬間に少しでも興味を向けてくれていたら、私にとってそれほど嬉しい事はない。

 

まず、日本ダービーについて、JRAから引用したい。

クラシック三冠レースの第二弾として行われる日本ダービーは、イギリスのダービーに範をとり、競走体系の確立と競走馬の資質向上を図るという意図から、1932年に4歳(現3歳)牡馬・牝馬限定の重賞競走『東京優駿大競走』として創設され、目黒競馬場の芝2400mで行われた。1934年から府中の東京競馬場に舞台を移して行われ、以降は距離・競馬場とも一度も変更することなく継続している。

レース名は、1938年に『東京優駿』、1948年に『優駿競走』、1950年に『東京優駿競走』に変更のうえ(日本ダービー)という副称が付けられたのち、1964年に『東京優駿(日本ダービー)』と改称され、現在に至っている。

本競走は1984年のグレード制導入によりGI に格付けされた。クラシック三冠レースについて、“皐月賞は最も速い馬”が、“日本ダービーは最も幸運に恵まれた馬”が、“菊花賞は最も強い馬”が勝つと言われている。また、“競馬の祭典”とも呼ばれる日本ダービーの栄冠を勝ち取ることは、日本のすべてのホースマンが憧れる最高の栄誉とされている。

競走名の『ダービー(Derby)』とは、1780年にイギリスで同レースを創設した、第12代ダービー卿エドワード・スミス・スタンレー氏にちなむ。現在は一般的に3歳馬の頂点を決める競走として世界各国の競馬場で「ダービー」が行われ、わが国でも”競馬の最大の祭典”として、競馬ファン以外にもその名が広く知れ渡るレースとなっている。

JRAホームページ-東京優駿(日本ダービー)・レースについて

 

なんだか難しいが身近なものだと、「甲子園決勝」とかに良く例えられかな。

 

 

そして、今週からレース当日までの1週間をダービーウィークと言われている。競馬好きなら誰もが、あーだこーだ言いながら高揚する1週間なのです。

 

 

で、先ほどの動画。

動画前半。木村カエラが映った後、とあるレース映像が6レース分ワンカット流れます。何か、実況が言ってますよね。競馬知らない人からしたら、「何なんだ」って話ですよね(笑)

例えば、1つ目。

「オルフェーヴルだ!オルフェーヴル先頭!」

これは、2011年の日本ダービー(以降、ダービーと書く)だ。そう、6つのレースとは過去6年分のダービーの一部が次々と流れていってます。

 

 

2011年 1着 オルフェーヴル 鞍上 池添謙一

 

2012年 1着 ディープブリランテ 鞍上 岩田康誠

 

2013年 1着 キズナ 鞍上 武豊

 

2014年 1着 ワンアンドオンリー 鞍上 横山典弘

 

2015年 1着 ドゥラメンテ 鞍上 ミルコデムーロ

 

2016年 1着 マカヒキ 鞍上 川田将雅

 

 

ダービーには毎年物語が生まれる。一言では語り尽くすことの出来ない。

たとえば、、

 

 

1990年のダービー。勝利したのはアイネスフウジンと中野栄治。その日の入場人員19万6517人は、現在でも破られていなJRAレコード。それ以降は入場規制で記録は破られておらず、今後も破られることはないだろう。

そして、この瞬間に日本競馬が変化した。通称「ナカノコール」だ。

ウイニングランに入ったアイネスフウジンと中野栄治は、向こう正面でしばし立ち止まった後に引き返し、駈歩で正面スタンド前に帰ってきた。

するとこの瞬間、スタンドの観衆から「ナカノ、ナカノ」という合唱が湧き上がった。優勝者を称えるために観客がその名前を唱和するという方法は史上前例を見ないものであり、これは競馬ファンの主体、ひいては日本競馬の在り方が、それまでのギャンブル性重視の楽しみ方から、よりスポーツ的な楽しみ方に移り変わりつつあることの象徴とされ、日本競馬史におけるひとつのエポックとされた。

第57回東京優駿-wikipediaより

入場人員のレコード、ナカノコール。日本競馬史まで変えてしまうほどの、記録にも記憶にも残るそんな日本ダービー。

さっきもCMも観客が盛り上がり、騎手は泣いている者までいた。

 

その瞬間にタイムスリップできる訳ではない。だから、知らないことについては、先人の記憶と証言と記録を辿ることしかできない。

 

ただ、今からはそうではない。

オレはそんな素晴らしい瞬間を再び破る、新しい瞬間を見てみたいのだ。

 

80年代後半~90年代は日本競馬が最高に盛り上がった時代。説明は省く。オレたちはその時代を知らない。

1990年のダービーは19万人を集めたと書いた。では、今のダービーはどうなんだと。

最初に挙げたCMの過去6年間分の入場人員を載せる。

  • 2011年 8万2240人(当日、雨)
  • 2012年 11万5407人
  • 2013年 13万9806人
  • 2014年 13万9947人
  • 2015年 12万9579人
  • 2016年   13万9140人

2011年は雨の影響もあり、10万人すら届かなかったが、近年は11万~14万人程で収束している。(CMも少し盛っていると思う)それがどうした?「人が多いから行きたくない」「そもそもの競馬人口が減った」「テレビでも見られるし」とか言われるだろう。

若者の選挙投票率の低下、クルマ酒タバコギャンブル離れ、ゆとり世代…etc。オレたち若者はいつでも社会や年上からの目の仇にされている。

 

時代を変えるのは若者だ。

 

みんなの力で、東京競馬場を超満員にしたい。経験から限界を知った人間にはもう一度来てと言っても、声は届かないかもしれない。でも、オレたち若い者にはまだまだ経験し、新しく発見する機会がたくさんある。競馬でいうとそれが今回の日本ダービーであると嬉しい。

今も、競馬人口についても危惧はされている。(まぁ、数年前に比べると復活はしてきたが)。それは若い者の参加が少ないからだ。だから、CMも松坂桃李、柳楽優弥、高畑充希、土屋太鳳という若い連中がキャスティングされているのだろう。

ここまで書いてきて、オレは何を伝えたいのか分からなくなってきた。

ダービーはG1という重賞レースの中でも、位が最も高いレースなのだが、そういうレースは毎週あるものではない。あなたが、もし、今競馬を知らなくて、少しでも興味を持ったなら、遠ければテレビでリアルタイムで見てもらいたい。そして、東京競馬場(東京都府中市)に行けるような距離であれば、足を運んでほしい。

言葉にすることは簡単だが、人生は新しいことにチャレンジすることが難しい。1から100にすることは簡単でも、0から1にすることは本当にきっかけがないと生まれない。

 

その、きっかけを作りたかった。それがこのブログだ。

 

 

なぜ、昔は競馬が熱かったのか。テレビでも競馬について放送される事が多かったそうだ。終わってしまったが、お昼休みはうきうきウォッチングで有名な「笑っていいとも」の放送時間内でダービーの予想をしていたことを聞いたことがある。

参考–25年前[笑っていいとも]でダービー予想大外れ!!

そんな、社会全体が一つのたった、2分30秒の瞬間にすべての力を注いでいた。

 

 

ダービーは、最も運のある馬が勝つ。と言われている。じゃあ、見る側は何だ?オレは一つの仮の答えを考えた。

「最も運のある馬の勝つ瞬間を見た、運のある人間。

単純に、単純にそれでいいと思う。奇跡は起こそうとして起きるものではない。その2分30秒間を目の当たりにした者だけが、後に語ることの出来る奇跡を手繰り寄せられるのだ。

 

みんなと一緒に、若さ溢れるエネルギーで東京競馬場を盛り上げたい。

そして、結果としてみんなが「2017年のダービー、記憶にも記録にも残るダービーだったね」と語れる日が来ればいいなと思います。

 

 

東京優駿(日本ダービー)の登録馬はこちら

3冠第一戦、皐月賞を制したアルアインが2冠制覇するのか、2着ペルシアンナイト、3着ダンビュライトの巻き返しか。その他別路線組の青葉賞馬アドミラブルが、「青葉賞馬からダービー馬は誕生しない」ジンクスを破るのか。前評判の高いサトノアーサーが素質を見せるのか、話は尽きませんが、やはり楽しみですね。

 

そんな第84回東京優駿(日本ダービー)は2017年5月28日 東京競馬10R。震えて待て!

 

 

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