【東サラ2歳馬】4月中旬更新 関西馬編

こんにちは。おわっっ(@rk_owaaa)です。

 

4月14日 東京サラブレッドクラブ2歳馬更新がありました。

先日、関東馬をまとめましたので次は関西馬です。

 

つい最近桜が満開となり、ようやく春がやってきたと思った矢先、突然の夏のような暑さ。季節の移り変わりは早いですね。

調整が順調な馬は早くも脱北(北海道から本州に移動)のお便りが。門別競馬場では4月18日に2歳新馬戦が行われて、中央競馬も2歳馬のデビューがだんだんと近づいています。

 

【東サラ2歳馬】3月中旬更新 関西馬編

↑前回更新分です。

 

 

それでは参りましょう

 

レッドエクシード(セレブレイションキャット15)

(社台ファーム)
マシン運動60分、常歩3000m、ダク1200m、キャンター1200m、直線走路1000m。馬体重471キロ。
担当スタッフ「直線ウッド走路でF17-16秒のメニュー主体に順調に乗り込んでいます。この中間から週1回2本登坂の日も設け負荷を上げています。負荷を上げても細化が見られなかったので、その後15-15も開始しました。やるごとに顔つき、特に眼つきが変わってきたように思いますね。馬体にも幾分張りが出てきましたし。ただ、全体に薄くて筋力が足りないという評価は先月同様。このあたりはひと月、ふた月で簡単に変わるものではないので長い目で見ています。それでもキャンターの動きは飛びもきれいだし、良いものを感じさせる馬。パンとしてくれば走ってくる馬だと思うので、そのためにも背腰強化を目標にしっかり鍛錬していきます」

 

レッドラファーガ(ツインテール15)

(ファンタストクラブ)
マシン運動30分、常歩2400m、速歩800m、キャンター1600~2400m、週2回坂路。
担当スタッフ「引き続き屋内ダートと坂路を併用しながら調整しています。今日も坂路で15-15を消化しましたが、とても良い動きでした。心肺機能の高さがうかがえますし、もっと速いところをやればかなり動けそうな感触を得ています。脚元や体調面にも全く不安はないですし、毛艶も良くなって全体に上昇傾向にあるといえますね。よりヤンチャなところが出てきましたが、それが稽古での前向きさに繋がっていますし、特に問題のないレベルです。乗りながらもうひと回り身体を大きくしていきたいと思っていますが、少し長めのゆったりした胴をしているので、まだ大きくなってくれると見ています」

 

レッドレオン(レッドエルザ15)

(ノーザンファーム早来)
現在、屋内周回コース2700mを週6日キャンターで乗り込んでいます。調教の負荷を調整しながら進めていますが、毛ヅヤや馬体のハリなどのコンディションは良い状態を維持しています。調教中の動きや普段の様子にも活気が出てきて、全体的に雰囲気が良くなってきました。これからまだまだ変わってくるところがありそうですので、じっくりと進めながら基礎強化を図っていくことで、さらなる良化と成長を促していきたいと考えています。馬体重は445キロです。

 

レッドサクヤ(サクラサクⅡ15)

(社台ファーム)
マシン運動60分、常歩3000m、ダク1200m、キャンター1200m、直線走路1000m。馬体重488キロ。
担当スタッフ「直線ウッド走路でF17-16秒のキャンターを継続中です。加えてこの中間からは週1回15-14のところも始めました。走路での動きは力強くて推進力も十分。調教を重ねるごとに本馬の良い面が出てきているように思います。ただ、調教中は問題ないのですが、前運動と上がり運動の際にややテンションの高い面があるので、もっとゆったり動けるように指導していきたいと思います」

 

レッドヴァール(レッドヴァージン15)

(社台ファーム)
マシン運動60分、常歩3000m、ダク1200m、キャンター1200m、直線走路1000m。馬体重490キロ。
担当スタッフ「直線ウッド走路でF17-16秒のキャンターを継続中です。中間から週1回15-15のところも開始して引き続き順調といったところです。速めにいっても騎乗者をグイグイ引っ張る力強いアクションに変わりはありません。乗り手の評価が一貫して高い馬ですよ。この馬もレッドサクヤ同様に少しテンションの高いところが出てきているので、ご機嫌をうかがいながらしつけるべきところはしっかり教えていきます」

 

レッドランディーニ(レッドメデューサ15)

(ノーザンファーム空港)
週4回トレッドミル(24km×3分)。馬体重447キロ。
担当スタッフ「早期移動に向けて進められていましたが、中間左飛節後腫を発症したため、冷却治療をした後、一週間ほどマシン運動と曳き運動で楽をさせました。エコー検査では骨に異常なしとのことでホッとしています。今はロンギ場での脚慣らしとトレッドミルで元のメニューに戻す準備をしています。今のところ痛みもなく歩様もいいので、このまま様子を見ながら進めていけそうです。当初5月中の入厩を目標にしていましたが、今回の件でひと月半から2ヶ月くらい後ろにずれそうです。そうなると暑い盛りの移動となるので、今後の調整次第になりそうですね。変わらず馬体をよく見せますし、期待の大きな馬なので焦ることはありません。馬に合わせて進めたいと思います」

 

レッドヴェイロン(エリモピクシー15)

(ノーザンファーム早来)
引き続き、1日おきに騎乗する調教メニューを継続しており、週2日は屋内坂路コース800mをハロン16秒のペースで登坂、週1日は屋内コース2400mをキャンターで乗り込み、週3日はウォーキングマシンまたはトレッドミルでの運動を行っています。馬体や調教での動きなど大きく変わったところはありませんが、調教中に物見をすることなどはだいぶ減ってきて、精神面では大人になってきた印象です。順調に調教メニューを消化しており、飼葉もしっかりと食べていますが、馬体や体力面はまだ成長途上でもありますので、今後も調教の負荷を調整しながら進めていきます。馬体重は455キロです。

 

レッドレネット(プリンセスルシータ15)

(社台ファーム)
マシン運動60分、常歩3000m、ダク1200m、キャンター1200m。馬体重442キロ。
担当スタッフ「球節の疲労感が解消してきたので騎乗運動を再開し、現在は周回ウッドコースでキャンター調整を行っています。歩様に違和感もなく軽快なステップを見せていますが、繰り返したくないので直線走路入りに関してはもう少し様子を見てからの予定。歩きはしなやかで踏み込みも深く、良い印象は変わりません。徐々にペースを戻していきます」

 

レッドアルジーヌ(ショウダウン15)

(ノーザンファーム早来)
4月に入りトレッドミルでの運動を開始しました。馬体はだいぶ戻ってきて数字上にも表れていますし、疲れも取れてきました。精神的にも落ち着きが出てきており、心身ともにリフレッシュが図れているといえるでしょう。近日中には騎乗調教を再開する予定ですが、目標はまだ先ですので、今後も本馬の成長にあわせてメリハリをつけながら進めていきます。馬体重は450キロです。

 

レッドオルティス(マンボスルー15)

(社台ファーム)
マシン運動60分、常歩3000m、ダク1200m、キャンター1200m、直線走路1000m。馬体重470キロ。
担当スタッフ「直線ウッド走路でF17-16秒のキャンターを継続しています。この中間からは週1回の15-15も始めていますが、余力十分にこなしてくれていますね。気性面の問題も見せていませんし、うまく調整が進んでいます。馬体の深みが一段と増した印象でよい成長過程を描けているので、この調子で心身のバランスをとりながら育てていければと思います」

 

レッドフィオナ(レディイン15)

(社台ファーム)
マシン運動60分、常歩3000m、ダク1200m、キャンター1200m、直線走路1000m。馬体重492キロ。
担当スタッフ「他の牝馬同様にベースは直線ウッドでF17-16秒、週1回15-15の速いところも始めたところです。ペースアップしても心身に影響なく順調です。入場当初はスラッとした脚の長さばかり目立っていた印象ですが、ここにきて馬格に見合った肉がついてきて馬体面が良化、大人びた見栄えに変貌を遂げてきました。ステイ産駒らしい腰の強さもこの馬の長所のひとつでしょうね。まだまだ変わってきそうですよ」

 

レッドルーク(アクアシャンデリア15)

(ファンタストクラブ)
マシン運動30分、常歩2400m、速歩800m、キャンター1600~2400m、週2回坂路。
担当スタッフ「この中間も屋内ダートと坂路を併用して順調に乗り込みを消化しています。今日も坂路で終い2Fを15-15で走らせましたがいい動きでしたよ。シュッと切れる感じはないのですが、長く脚を使えそうなタイプで長めの距離にも対応可能。オルフェの子でも気性面の不安が全くないのも長い距離が向いているのかなと思います。普段からおとなしい子ですが、稽古では真面目に走ってくれますし、現状気になる課題はありません。この姉は残念ながらデビュー前に故障してしまったのですが、厩舎でもいいところがあると言われていた馬。その上よりも更にこっちの方がいいという師の評価もあります。最終的にはこれからの成長次第といったところはあると思いますが、このまま順調に成長してくれれば楽しみですね」

 

レッドゼノビア(ビジュアルショック15)

(社台ファーム)
マシン運動60分、常歩3000m、ダク1200m、キャンター1200m、直線走路1000m。馬体重484キロ。
担当スタッフ「引き続き直線ウッド走路でF17-16秒のキャンターを主体として週1回15-15も開始。調教を課すごとに良い筋肉がついて歩きや動きがとても力強い馬。牝馬離れした馬力の持ち主といっていいでしょう。ただ、力がある分それに頼りすぎている印象もあって、もう少し力みの抜けた走りができるようになれば尚よいと思います。それとかなり我の強い馬なので、もう少し人間を信頼してくれてもいいのにと思うことも。しっかりコンタクトを取りながらそうした課題を改善していけたらと思います」

 

レッドガラン(ダンスオンザルーフ15)

(社台ファーム)
マシン運動60分、常歩3000m、ダク1200m、キャンター1200m、直線走路1000m。馬体重500キロ。
担当スタッフ「この中間から直線走路でも普通に乗り出しています。まだ15-15は課さずF17前後で無理のないペースで。このくらいなら背腰に硬さや疲労が溜まることもなく至極順調。ただ、15-14と速いところをやった時にどうなるか、その辺りが今後の課題かと思っています。無理せず様子を見ながら徐々に速いところも織り交ぜていくつもりでいます。馬体は脚長の印象だったのが、バランスが取れて深みを増しています。普段の歩様にも力強さがありますよ」

 

レッドランサー(ブランシェール15)

(坂東牧場)
マシン運動60分、ダク1000m、キャンター3400m。馬体重414キロ。
担当スタッフ「この中間も長めのキャンター主体にじっくり入念に乗り込んでいます。坂路にも週6本いれて調整は順調です。休みなく乗っているということもあるのですが、馬体重はあまり変わらず、もう少し馬体に伸びが出てきてくれたらいいなというのが率直な気持ち。その辺りはこちらでどうこうできるものでもないので、乗りながら成長を待ちたいと思います。それでもこの馬なりに良い調整ができていますし、身体が減らないのはありがたいこと。近々、終いの2Fを15-15で乗る予定でいますし、全体を通して順調な調整過程できています」

 

レッドシャーロット(シルバーフォックス15)

(ノーザンファーム空港)
馬体重463キロ。
担当スタッフ「この中間も坂路で週3回稽古を重ねています。ペース的にはF16秒までで日によって17~20秒のところを織り交ぜています。疲労などが出たからというわけではなく、すでにF13秒ぐらいまでは出しているので、週によってメリハリをつけながら成長を図っている形。休みなく乗りながら体重を減らさず来ていますし、冬毛が8割型抜けて筋肉のしなやかさが直に見て取れるようになりました。理想的な成長線を描いているので、このまま体調管理に努めて乗り進めていきます。早期移動が視野に入っています」

 

レッドアルディ(ライブリーチューン15)

(社台ファーム)
マシン運動60分、常歩3000m、ダク1200m、キャンター1200m、直線走路1000m。馬体重506キロ。
担当スタッフ「直線走路で順調に乗り進めていますが、まだ15-15までは出さず17-16ぐらいのところ。背腰の筋肉に張りが出やすいタイプなので、ゆったり走らせることを覚えさせながら体力強化も図っている感じです。フォームや蹴りは安定感を増して良くなってきているのですが、もう少し牡馬らしい力強さが欲しい気もします。いい馬なのですが、まだどこかが特筆して目立つという感じはありません。それでも全体的に平均以上の評価はできるので、乗りながらさらに良い方に変わってきてくれることに期待しています」

 

レッドプリモ(アドマイヤエレノア15)

(ノーザンファーム空港)
馬体重413キロ。
担当スタッフ「週2回坂路2本、1本目が16-17、2本目に15-16を乗っています。それ以外は周回キャンター2500mと角馬場調整を行っています。F15をコンスタントにやるようになって馬体重は若干減っていますが、細くなった印象はなくバランスは相変わらず良好。厚みと深みがもう少し出れば尚いいですけどね。坂路でも前向きな走りで馬体を大きく見せますし、キビキビとした走りには好感が持てます。もともとが小柄なタイプということで、他馬に比べて成長が遅いというわけでもないと思うので、このまま乗り進めていけばさほど遅いデビューにはならないと見ています。それでも馬体維持のために今以上のペースには上げない予定です。この後も適宜リフレッシュを挟みつつ成長させていきたいと思います」

 

レッドラギド(デルモニコキャット15)

(社台ファーム)
マシン運動60分、常歩3000m、ダク1200m、キャンター1200m、直線走路1000m。馬体重534ロ。
担当スタッフ「この中間は直線ウッド走路での乗り出しを開始して2本登坂の日も設けています。左前球節の張りや不安もなく予定通りのメニューをこなせているのはいい傾向です。良い資質を供えている馬だと思うのですが、現状ではまだ馬体が太く、まずは身体を絞ってそれからというところ。この馬に合わせてじっくり進めているのでなかなか馬体面の変化は見られませんが、暖かくなって締まりが出てくれば、ガラッと変わっていい馬だと思っていますよ。もともと馬体の良さは目立っていた馬ですからね。ここまで慎重に進めているので、今後も焦らずこの馬の良さを引き出していければと思います」

 

レッドジョルト(ビーポジティブ15)

04.12
(ノーザンファーム早来→ノーザンファームしがらき)
ノーザンファームしがらきへの移動が決まりました。4月13日(木)に北海道を出発し、ノーザンファーム天栄を経由して4月15日(土)にノーザンファームしがらきへ到着。到着後の状態に問題がなければ、4月の最終週あたりでのトレセン入厩という予定が組まれています。移動、また入厩の予定につきましては、馬のコンディション等により変更となる場合がありますのでご了承ください。

担当スタッフ「この中間も順調にメニューを消化しており、週3回は屋内坂路コース800mを15-16のペースで登坂、週3回は屋内周回コース2700mをキャンターで乗り込んでいます。長距離輸送が控えていますが今週も元気に登坂しており、体調面を含め良好なコンディションで送り出すことができそうです。予定通りの輸送スケジュールでいけるかは天栄到着後の状態にもよりますが、まずは輸送熱などが出ることなく無事にクリアしてくれることを願っています」

04.14
(ノーザンファーム天栄→ノーザンファームしがらき)
担当スタッフ「今日、こちらには予定通り到着しています。脚元など馬体にも問題はなく、くたびれた様子も見せていません。この状態であれば滞在の必要もありませんので、当初の移動スケジュールの通り、しがらきへ明日到着の便で送り出したいと思います。またすぐに西へ向かう旅が始まりますが、もうひと踏ん張り頑張って欲しいですね」

 

 

※当ブログは東京サラブレッドクラブより、記事内容について転載を許可されております。

 

 

 


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