【競馬観戦記】2018年3月18日中山競馬～野中騎手アイルランドへ

2018年3月18日日曜日

この日は野中悠太郎騎手のアイルランド研修(修行)前最後の騎乗だった。

太郎ちゃん渡愛前最終日。ドリームドルチェに乗れないことが俺は悔しい。
— おわっっ (@rk_owaaa) March 18, 2018

昼中山競馬場に到着。野中騎手の騎乗は3Rと5R。10Rにはコンビを組んで勝利(2勝)も挙げていた根本厩舎所属のドリームドルチェも出走する。しかし、乗ることはできなかった。

5R前、グランプリロード。

パドックに向かう野中悠太郎 pic.twitter.com/zmviEbxOAN
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ここに居れば、次のレースに騎乗する騎手がパドックに向かう為、その姿を見ることができる。

サツキワルツ野中悠太郎 #アイルランド前最後のレース pic.twitter.com/GUG3WkQMlX
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自分もパドックに移動し、パシャり。とりあえず最後のレース。いつもと変わらない様子。

果敢に2番手でレースを進めたが、バテて10着。馬、騎手ともに無事に帰ってくることができた。

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10R 千葉ステークス。

このレースには26戦中、11戦でコンビを組み、騎手として初の特別レース勝ち含む2勝挙げたドリームドルチェが出走。鞍上はF.ミナリク騎手。直近3レースでコンビを組んでいなかったし、乗ることはもうないのかもしれない。

そんなドリームドルチェ。13番人気ながら2着に入る大健闘。引き上げてくる姿を見ると何とも言えない感情に包まれた。

千葉ステークス、13番人気で2着に持ってきたミナリクとドリームドルチェ。
それを待つニッコニコの根本調教師と通訳さん。それを側からそっと見守る、元主戦騎手の野中悠太郎。
悠太郎…大きくなって帰ってこい！！！ pic.twitter.com/IuZKpDgmwX
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誰かと話している時は悠太郎もニコニコ。でも、ふとした時の表情が何とも言えなかった。

どうしても”結果”が求められる世界。その結果を出す為には、人からの信用と信頼も勿論必要となってくる。しかし、それ以上に騎手として上手くなる必要がある。有力馬を勝たせる為の技術。美浦では手に入れられない技術をアイルランドに手に入れに行くのだ。

帰ってきてすぐとは言えないかもしれない。ただ、彼が将来そのような騎手になって、馬上でニコニコしている姿を見たいと思うのだ。

レース後、野中騎手がグランプリロードに顔を出してきてくれた。