おわらいふ

【東サラ2歳馬】3月中旬更新 関西馬編

こんにちは。おわっっ(@rk_owaaa)です。

 

 

3月15日に10回目となる、東京サラブレッドクラブ2歳馬月末更新がありました。

先日、関東馬をまとめましたので次は関西馬です。

 

 

【東サラ2歳馬】2月末更新 関西馬編

↑前回更新分です。

 

 

それでは参りましょう

 

 

レッドエクシード(セレブレイションキャット15)

(社台ファーム)
マシン運動60分、常歩3000m、ダク1200m、キャンター1200m、直線走路1000m。馬体重460キロ。
担当スタッフ「直線ウッド走路をメインに週3回登坂させています。それ以外の日は周回ウッドコースとトレッドミルを併用して基礎体力の向上に努めています。乗りながら体重が増えてきたのは良い傾向ですが、まだ牡馬にしては薄めですし、トモの筋力などもこちらが期待するレベルには達していません。全体に成長がゆっくりな印象を受けるので、今は焦らず適性負荷をかけてオーバーワークは避けるように努めます。暖かくなってきて冬毛も抜ける頃にどこまで変わってきてくれるか。やるべきメニューをしっかりこなしながらその時に備えたいと思います」

 

レッドラファーガ(ツインテール15)

(ファンタストクラブ)
マシン運動30分、常歩2400m、速歩800m、ハッキング1600m、週2回屋内坂路。馬体重453キロ。
担当スタッフ「この中間も屋内ダートと坂路の併用調教ですが、坂路では週1回終いの2Fを15-15で乗るところまで進めています。動きに素軽さがあってなかなか良い動きを見せてくれています。馬体重は450キロを超えてきてくれましたが、そこまで大柄ではなく、これがディープ(の子)らしいといえばそうですよね。ただ、競馬で460キロぐらいあるのが理想かなと思うので、うちでは最終的にそれ以上まで増えていて欲しいところです。飼い葉食いが悪いわけではないのですが、稽古中など前向きな面が出てきて余計な力を使ってしまうようなところがあるので、そのあたりで気持ちに余裕を持たせてあげられれば、体重なども増えてくるのかなと考えています。ただ、普段はおとなしい子ですし、走ることに前向きなのも牡馬だからこのぐらいは仕方ない、むしろ良い面として捉えてはいるんですけどね。入場当初に見せた脚元の不安は早めの処置のおかげでその後に違和感を残さず来ています。諸々を考えると秋口デビューが理想と思いますので、春から夏にかけての成長を楽しみにしながら共に頑張っていけたらと思います」

 

レッドレオン(レッドエルザ15)

(ノーザンファーム早来)
リフレッシュ期間を経て、月初めから騎乗調教を再開しました。現在は、毎日屋内周回コース2700mをキャンターで乗り込んでいます。馬体も戻ってきつつありますが、なによりも調教での走りや普段の仕草に活気が出てきたのがいいですね。体調、毛艶ともに良好で、コンディションは間違いなく上向きです。近日中にも坂路調教も始める予定でいますが、引き続き焦ることなく、本馬の状態にあわせて調整を進めていきます。馬体重は441キロです。

 

レッドサクヤ(サクラサクⅡ15)

(社台ファーム)
マシン運動60分、常歩3000m、ダク1200m、キャンター1200m、直線走路1000m。馬体重485キロ。
担当スタッフ「周回走路と直線ウッドを併用して順調に乗り込めています。動きも良くなってきて、牝馬らしからぬ力強いアクションが印象的ですね。ただ、馬力がある分、その力に頼りすぎというか、少し力任せな印象はあります。走る気も出てきて全体に良い方に向かっていることは確かですが、もう少し抜くところを覚えれば、緩急の利いた自在味のある走りができるようになって尚良くなると思います。そうなるように普段の稽古時から気をつけて乗っていきます」

 

レッドヴァール(レッドヴァージン15)

(社台ファーム)
マシン運動60分、常歩3000m、ダク1200m、キャンター1200m、直線走路1000m。馬体重485キロ。
担当スタッフ「周回走路と直線ウッドを併用して順調に乗り込んでいます。週3~4回直線に入れていますが、バテた様子もなく元気に稽古に励んでいます。馬体重は減ったとはいえ、相変わらず立派な体躯をしています。特に腰幅は牡馬顔負け。その分、ややパワー寄りでディープらしい軽さはそこまで感じないのですが、動きに関しては現時点でも気になる点は少ない優等生です。前向きな気性で前進気勢も旺盛ですが、それが力みにつながらないよう気をつけながら乗っていきます」

 

レッドランディーニ(レッドメデューサ15)

 (ノーザンファーム空港)
週2回900m坂路×2、週1回キャンター2500m、トレッドミル調整。馬体重450キロ。
担当スタッフ「マシンとトレッドミルのリフレッシュが空けてからは坂路主体のメニューに戻して順調です。3月最初の週に背腰・お尻にかけてショックウェーブを当てましたが、予防の意味合いも大きく、その後も休まず乗られています。週2回坂路を2本乗っていますが、1本目にF16~17秒で足慣らし、2本目にはF15まで出しています。終い15秒をやり出してから2週目に入りますが、脚元含めた状態面に問題はないですし、動き自体もしっかりした脚取りで駆け上がってくるので良いと思います。今後もコンスタントにF15で乗っていく予定ですが、馬体重の減りすぎには注意して適度なタイミングでリフレッシュを挟むつもりでいます」

 

レッドヴェイロン(エリモピクシー15)

(ノーザンファーム早来)
順調に調教が進んでいます。現在、週1日は屋内坂路コース800mをハロン16~17のペースで登坂、週2日は屋内周回コース1800mをキャンターで乗り込み、週3日はウォーキングマシンでの運動を行っています。体調は良くコンディションは良好です。馬体重も少しずつ増えてきて、調教での走りにも力強さがでてきました。ただ、馬体にはもう少し幅が出てきてほしいですし、まだ調教量を増やし過ぎてしまうと馬体が寂しくなってくる印象です。先を見据えて余裕のある状態で調教を進めていきたいと考えていますので、引き続き無理に詰め込んでいくことなく、馬にあわせた緩急をつけたメニュー構成でと考えています。馬体重は452キロです。

 

レッドレネット(プリンセスルシータ15)

(社台ファーム)
マシン運動60分、常歩3000m、ダク1200m、キャンター1200m、直線走路1000m。馬体重452キロ。
担当スタッフ「周回走路と直線ウッドを併用して順調に乗り込めています。週3~4回直線に入れてもバテていませんし、馬体重も安定してきました。まだ冬毛はまとっていますが、全体のバランスなどは入場当初に比べて明らかに良化していますね。それに伴って動きにも力強さと安定感が出てきたので、連鎖的に良くなってきている状況。これは乗り込んできたことで、背腰の力がワンランクアップできている成果だと思います。もう少し体に厚みが出れば尚よしといったところですが、現時点では今の状態でも上出来かと思います」

 

レッドアルジーヌ(ショウダウン15)

(ノーザンファーム早来)
現在、週2日は屋内坂路コース800mをハロン16-17のペースで登坂、週3日~4日は屋内周回コース2400mをキャンターで乗り込んでいます。坂路に入る日数を増やし、時計も少しずつ詰めて調教の負荷を高めていますが、ここまで問題なく対応できており元気一杯です。ただ、まだ少し体力的に足りないところがありますので、今後も体力強化を意識しながら、焦ることなくじっくりと進めていく予定です。気性面はあまり変わりなく、まだ幼さが残る印象ですので、引き続き乗り込みを重ねながら心身の成長を促していきます。馬体重は444キロです。

 

レッドオルティス(マンボスルー15)

(社台ファーム)
マシン運動60分、常歩3000m、ダク1200m、キャンター1200m、直線走路1000m。馬体重465キロ。
担当スタッフ「周回走路と直線ウッドを併用して順調に乗り込むことができています。週3~4回直線に入れていますが、相変わらず動きは素軽く好印象。課題だった気性面は、当初はどちらに振れるか分からない危うさがありましたが、もうその心配もなさそうです。常歩でもゆったり動けるようになっていますし、精神面の成長も大きいのでしょう。馬場の動きは父の産駒らしく飛びの大きなナイスフットワーク。13日に調教師がご覧になって、『良い方に変わってきた』と誉めていかれましたよ」

 

レッドフィオナ(レディイン15)

(社台ファーム)
マシン運動60分、常歩3000m、ダク1200m、キャンター1200m、直線走路1000m。馬体重475キロ。
担当スタッフ「周回走路と直線ウッドを併用して順調に乗り込んでいます。週3~4回は直線に入れていますが、疲れも見せずきわめて順調な調整過程。常に終いに脚を使えるように後傾ラップで乗るように心がけています。脚長でスラリとした体型から繰り出されるフットワークは伸びやかで軽快。馬体はまだ成長するでしょうし、今後は力強さも増してくるでしょう。父の産駒にしてはメンタルも安定していますし、それでいて前向きさがあるのもグッド。いい雰囲気で稽古に臨めています」

 

レッドルーク(アクアシャンデリア15)

(ファンタストクラブ)
マシン運動30分、常歩2400m、速歩800m、ハッキング1600m、週2回屋内坂路。馬体重496キロ。
担当スタッフ「引き続きダートと坂路を併用しての乗り込み順調で、坂路では週1で15-15まで乗り進めています。まだ幅がなく背の高さばかり目立つ現状ですが、動きに関しては悪くないですよ。長い脚の分飛びの大きな走りは豪快ですし、動きはこの時期にしては非常に良いといっていいでしょう。この兄弟の課題となってくる気性についても、今のところ問題になるようなところはなく集中力もある方です。もっと体に厚みをつけたいので、しっかり夏の間に体をつくり秋口デビューというのが理想的かと思います。もともと馬体はいい馬ですが、これに良い筋肉がついてきたら更に見栄えがしそうで、鍛えがいのある一頭ですよ」

 

レッドゼノビア(ビジュアルショック15)

(社台ファーム)
マシン運動60分、常歩3000m、ダク1200m、キャンター1200m、直線走路1000m。馬体重477キロ。
担当スタッフ「周回走路と直線ウッドを併用しての調整は順調です。週3~4回直線に入れていますが、走りは上々ですね。この時期の若駒にしては背腰の筋力が十分にありますし、乗り味の良さは騎乗スタッフの間でも評価が高い一頭です。自分というものを強く持っていて気に食わないと反抗的な面を見せることもありますが、納得すれば問題ありません。このかん性の強さを良い方に結び付けられるよう心身ともに配慮しながら乗り進めていきます」

 

レッドガラン(ダンスオンザルーフ15)

(社台ファーム)
マシン運動120分、トレッドミル。馬体重510キロ。
担当スタッフ「この中間、背腰の筋肉に硬さが見られたので、リフレッシュの意味合いもこめてマシンとトレッドミルの調整を挟みました。硬さはうまく解消できたようなので、近々の馬場入りを予定しています。馬体重は500キロ以上ありますが、父の産駒としてはスラッと見せるので、重たい感じは受けません。ただ、もう少し牡馬らしい、体重に見合ったボリューム感が出てきてもいいかもしれません。必要であれば定期的なリフレッシュを設け成長を促すことも考えます」

 

レッドランサー(ブランシェール15)

(坂東牧場)
マシン運動60分、ダク1000m、キャンター3400m。
担当スタッフ「この中間も長めのキャンターをじっくり乗っています。まだ小柄ですが、体のバランスは取れてきて、まとまりのある良い体つきに変わってきています。今週、中内田先生が来場されましたが、先生も『馬体が良くなってきたね』と喜んでいました。今後もまずは体力をつけて、その上でトモ、肩、でん部それぞれに良い筋肉も出していきたいです。当面は焦らず基礎固めといった調整になると思いますが、これが先々に繋がると思いますので日々のトレーニングを一緒にがんばっていきます」

 

レッドシャーロット(シルバーフォックス15)

(ノーザンファーム空港)
週2回900m坂路×2本、週1回キャンター1600m。馬体重456キロ。
担当スタッフ「この中間もきわめて順調に乗り進めています。坂路では週1回2本目にF14までペースアップしてきました。このメニューで2週ほど乗っていますが、疲れた様子も見せず馬体重も安定しています。速いところにいっても走りにブレはなく安定感がありますし、このまま現行メニューを継続していければ早期デビューも視野に入ってきそうです」

 

レッドアルディ(ライブリーチューン15)

(社台ファーム)
マシン運動60分、常歩3000m、ダク1200m、キャンター1200m、直線走路1000m。馬体重502キロ。
担当スタッフ「ダンスオンザルーフ15同様に本馬も背腰の疲労から硬さが感じられたので、早めの予防策としてマシンとトレッドミルの調整を挟みました。疲れも抜けたので今は騎乗を再開して軽めに乗っています。まだパンとしていない面もあるので、オーバーワークは避けて疲労感を残さないように注意していきます」

 

レッドプリモ(アドマイヤエレノア15)

(ノーザンファーム空港)
マシン、トレッドミル調整。馬体重410キロ。
担当スタッフ「リフレッシュのため10日からリフレッシュに入っています。また週末くらいから乗り出す予定でいます。それ以前は週1回キャンター2500m、週1~2回坂路、トレッドミルはずっと併用の形で続けています。坂路ではこれまで通りF16までのところを乗っていましたが、動きに関しては素軽さがあって、この馬なりに力をつけてきた印象を持っています。馬体重こそ変わりませんが、乗り進めてのものですし、今はこれ以上減らなければ問題ないと見ています。まだ多少腰高なので今後の伸びしろもあると思いますし、引き続き成長を促しながら調整を進めていきます」

 

レッドラギド(デルモニコキャット15)

(社台ファーム)
マシン運動60分、常歩3000m、ダク1200m、キャンター1200m、直線走路1000m。馬体重526ロ。
担当スタッフ「引き続き左前球節の状態を見ながらになりますが、今のところ目立った疲労感もなく、直線走路でのメニューを継続しています。脚元に疲労を溜めないように馬なりで動ける範囲で乗っています。メインの調教は周回ウッドコースでのキャンター調整。体が増えすぎないように気をつけています。まだ冬毛も残っていますし良くなるのはこれからといった印象ですが、いいものは持っていそうなので、じっくり素質を開花させたいと考えています。焦りは禁物です。立派な体躯をしている割に気の小さい面があって、いろいろと馴れさせながら対応していますが、その辺の改善も合わせて必要かと思います。気持ちの面でどっしり構えられるようになると、それが動きにもつながり、楽に動けるようになればさらに気持ちに安定感が出てくるといったように、心身両面は繋がっている面もありますから、どちらかが良くなれば相互的に良くなっていく可能性があります。今は辛抱強く下地を造っていきたいですね」

 

レッドジョルト(ビーポジティブ15)

(ノーザンファーム早来)
引き続き、週3日は屋内坂路コース800mをハロン15-16で登坂、週3日は屋内周回コース3000mをキャンターで乗り込んでいます。体調や馬体の面など特に不安なところはなく、順調に調教が進んでいます。馬体や走りなどに大きく変わったところはありませんが、しっかりと力をつけており力強い走りが特に目につきます。稽古の進捗に合わせ気持ちも入ってきたようで、調教では良い意味でピリッとしたところも見せるようになってきました。相変わらず良好なコンディションで調教を継続することができており、夏競馬からの始動も視野に入れながら進めていくことができそうです。馬体重は505キロです。

 

 

 

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