こんにちは。おわっっ(@rk_owaaa)です。
2019年7月30日、ディープインパクトが亡くなった。彼が残した功績は語るまでもないだろう。
私は21歳になった2014年から東京サラブレッドクラブにて一口馬主ライフを始めた。その年に色んな一口クラブからカタログを取り寄せたが、どのクラブも目玉は「ディープインパクト産駒」だった。
–いつかディープインパクト産駒に出資したいな。
一口馬主を初めて早6年。毎年送られてくるカタログにはディープインパクト産駒が載っていた。去年は本当に出資する一歩手前まで来ていて、北海道で実際に見た程であった。しかし、見送った。理由は省略させていただく。
1年が経ち、2019年。先述したようにディープインパクトの訃報が入る2週間前。東京サラブレッドクラブで募集されたディープインパクトの女の子に出資することを決めた。ディープの調子が悪いことは昨年ぐらいからチラホラ聞いていた。もう、チャンスは今年しかない。そこに、1頭の魅力的な牝馬が居た。
ジョリージョコンド18(牝) 総額5000万、一口募集125000円
父:ディープインパクト
母:ジョリージョコンド
兄弟:ファストアプローチ(15 牡 栗 Dawn Approach)3勝、シークレットアイズ(16 牡 黒鹿 ディープインパクト)中央未勝利、メリディアンローグ (16 牡 黒鹿 ディープインパクト)中央未勝利
入厩予定:栗東・松永幹夫
馬体を見た第一印象は、ディープの子どもだなぁ、首の角度、肩の造り、トモの角度、背中の広さと脚の長さ、バランス。
母ジョリージョコンドは、宝塚記念を制したサトノクラウンの4歳全姉。ディープインパクト×サトノクラウンと言っても過言でない。競馬にドップリハマるきっかけとなった、望田潤師匠の渾身のブログ(ライバルの血(2)~202X年から逆算した、配合史的ダービー予想)が凄く印象に残っていて、サトノクラウンという文字列をカタログで発見した時にはこのブログを何度も読み直した。
師匠のブログを引用させて頂く。
サトノクラウンの配合の素晴らしさはそれだけで一つ大エントリを立ち上げたいぐらいですが、要約すると母がMr.Prospector3×4とSir Ivor≒Hopespringseternal3・4×4で、強力な父母相似配合で、自身はそれをラストタイクーン≒Touch of Greatness(Northern DancerとナスキロとAttica≒Tom FoolとSearching≒Busanda)のニアリークロス2×3を幹とする、「Northern DancerとナスキロとTom FoolとLa Troienne」の組み合わせの継続クロス(ぜんぜん要約してない…)
これはサトノクラウンが種牡馬になった際になかなか大きな意味を持っていて、ディープインパクト牝馬との配合だと、Touch of GreatnessとAlzaoを通じるNorthern DancerとSir Ivorのクロスになり(ディープ産駒でこの配合パターンはショウナンアデラだけ)、またWelsh Flame≒Burghclereのニアリークロス(CrepelloとBorealisとCourt MartialとAloeなどが共通)も生じることとなります(ディープ産駒でこのニアリークロスを持つのはマルセリーナとレトロクラシックとランドルトの3頭)
Touch of Greatnessが入るショウナンアデラ。Welsh Flame≒Burghclereのニアリークロスを持つマルセリーナ。共に牝馬でG1馬。ジョリージョコンド18も牝馬。これだけで必要条件は揃っただろう。
入厩する松永幹夫厩舎も、東サラのレッドディザイア、アーモンドアイのライバル ラッキーライラックや、その他ディープ産駒の牝馬も今まで13頭居てそのうち8頭が勝ち上がりと、ディープ牝馬の調整もお手の物だろう。
なぜこれほどの血統背景を持つ競走馬がクラブに降りてきたか考えると若干?だが、考えても仕方ない。
まずは無事に成長して欲しい。そして、2021年の牝馬クラシックを賑わせてくれる存在になることを願って。
※当ブログは東京サラブレッドクラブより、記事内容について転載を許可されております。
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