あけぼの
かつ丼 980円
JR有楽町駅前 東京交通会館地下1階にある、
「あけぼの」さん。
元来、かつ丼好きの私は、とある場所に行くたびに
「(地名) かつ丼」 と検索することが多い。
今回は、「有楽町 かつ丼」だ。
そこで私の目に留まったのが「あけぼの」さんだった。
有楽町の東京交通会館の地下1階に店を構えている。
平日17時過ぎ。
1965年開館の東京交通会館。その中でも創業50年以上のあけぼのさんは昭和の香りが色濃く残る、昭和の食堂だ。
店内に入る。カウンターが10席ほど。中には、6人居た。17時過ぎなのにこの賑わいだ。
入口正面の一番奥の席に座り、メニューなど見ずに注文。
「かつ丼一つお願いします。」
かつ丼を頼むこと以外考えていなかったが、店内を見渡すだけでもメニューはたくさんあることが分かった。そして、雑誌などに取り上げられている記事を壁に貼っていた。
注文してからカツを揚げている。さすがだ。
注文後、約7分程で運ばれてくる。
かつ丼、みそ汁、お新香。
セットではないのにみそ汁とお新香が付いてくる。これを「かつ丼 三種の神器」と呼ぼう。
かつ丼の上にはさやえんどう。グリーンピースは見たことあるが、さやえんどうは初めてだ。
見た目だけで分かる。間違いない。グッドフィーリング。
食らう。
カツが「サクッ」っと言う。衣はサクサクだ。豚肉の厚さも十分、それなのに中は柔らかく、ジューシー。タレも甘口でしっかり浸み込んでいて美味しい。
揚げたてだから素晴らしく熱い。熱さも美味しさの指標の一つだ。
お米は柔らかめに炊いてあった。お米一粒一粒が柔らかく優しいから、その分カツのサクサク感が引き立つ。見た目の通り縁の下の力持ちと言ったところか。
みそ汁はワカメ、豆腐、ネギ。普通のみそ汁だ。だからこその安定感がある。
お新香はキャベツ、にんじん、たくあん。こちらも酢がしっかり浸み込んでいる。醤油をかけすぎた。
食べ進めても、豚肉が柔らかいから顎に疲れは来ない。たまに肉が硬いお店だと終盤になると顎が疲れてくることがある。
お米の柔らかさもタレと絡み合って、1粒1粒が食べやすい。
最後の一口まで味も飽きない、素晴らしい一杯。
一目で分かる見た目の美味しさ、それを裏切らないカツとタレ、玉子。そして優しいお米。
非常にオススメできる一杯です。有楽町でかつ丼食べたくなったら是非あけぼのさんへ!
ご馳走様でした!
お問い合わせ 03-3211-3934
営業時間 11:00~21:30
土・祝 11:00~16:30
定休日 日曜日 交通会館 休館日