東京メトロ 銀座線 末広町駅からお届けする、かつ丼の旅。
kitaQフェスの帰り道、時間は19時を過ぎていてお腹はそこそこ空いていた。毎度おなじみカツ丼が大好きな筆者おわっっは、正直カツ丼とか調べず近くにある店にチャチャッと入ってお腹を満たそうとしていた。
旧練成中学校を利用して生まれ変わったアーツ千代田3331から路地裏など周辺をフラフラしていると、一軒の看板を見つける。
その名も「かつ進」。絶対とんかつ屋さんやん!と心躍らせた私は速攻で入店する。
店内はカウンターのみ20席。入口右手の席に座り、とりあえずメニューに目を通す。どうやらカツ丼は無いみたい(お持ち帰りなら有り)なので、定番通り?「かつ重定食」を注文する。
定食はお新香とポテトサラダのどちらかを選べるようだ。さっぱりした方が今は食べたかったので、お新香を選択。
何時からスタートかは分からないが、晩酌セットなるものも税込1000円で置いてある。
注文後、カツは目の前でじっくり低温で揚げているのに気が付く。目の前で揚げているのに、揚げている音がほとんど聴こえない。油はグツグツなってはいたが、カツの姿も絶妙に見えない。えっ!?そのグツグツは揚げていたんだ!ってレベル。4分ぐらい揚げていたか。
揚げ方を観察していると、1度温度が低い油に入れたあと、隣の温かい油に入れなおしている。中までじっくり火を通した後に外をカリッとさせる工夫だろう。揚げられたカツは綺麗な小麦色。見るだけで食欲がそそる。
その揚げられたカツをバトンパスするように揚げ師から切り師へと渡される。「はい、ロースカツ」「あいよー」みたいな感じ。ちょっとびっくりした。
切られたカツはその後卵とじされるが、その姿は死角で見れなかった。
10分ほどして到着。
かつ重・キャベツサラダ・みそ汁・お新香。
かつ重はカツ、玉ねぎ、卵の王道3点セット。玉ねぎのシンナリ具合、色づき方が見ただけでベスト。「美味しい」を食べる前から確信する。
実食。
豚肉、厚いし熱い。1.2cmぐらいの厚さか。しかし、なかなか柔らかい。結構かつ丼を食べてきた私でさえ、史上最も柔らかい部類に入るかもしれない。外カリは若干失われているが、中のジューシーさが素晴らしい。
衣とカツの隙間が全くなく、十分に火が通っている。あんなに長い時間油で揚げられていたにもかかわらず、食べ進めても、油っこさを全く感じない。揚げた後に、30秒ほど空中で放置して油を落としていたからだろうか。
カツに関しては満点に近いデキを与えていたが、タレは至って普通だったのが惜しいところか。決して美味しくない訳ではない。至って普通なのだ。カツのデキの良さに比べてしまうとワンパンチ足りない気がした。サイドメニューも特段ピックアップするところは無かった。
しかし、最後まで温かさは衰えず、冷えた身体を芯から温めてくれて美味しく完食しました!
ごちそうさまでした!
所在地 東京都千代田区外神田6-7-4 野沢ビル 1F
営業時間 11:00~14:20/17:30~21:00
定休日 土曜日、日曜日、祝日
TEL 03-3832-2981
アクセス 東京メトロ千代田線【湯島駅】徒歩2分、東京メトロ銀座線【末広町駅】徒歩4分、JR山手線・京浜東北線【御徒町駅】南口 徒歩8分
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