こんにちは。おわっっ(@rk_owaaa)です。
2017年4月30日 日本時間17時35分、香港のシャティン競馬場でクイーンエリザベス2世カップ(GI)が開催されます。
日本からはネオリアリズムが出走します。
予想しました。
http://www.jra.go.jp/keiba/overseas
今回もJRAの海外競馬特集記事を参考して、予想しました。
シャティン競馬場について
コースは右回り。1周の距離は1899m。
第3コーナーから直線に掛けて下り坂。芝はいわゆる「洋芝」で、時計的には札幌や函館の感覚に近い。直線の入り口から決勝線までは430mあり、京都競馬場の外回りより26m長い。
京都競馬場の芝内回りコース(直線:328.4m)を1回り大きくした感じ。
8R クイーンエリザベス2世カップ(G1)
シャティン競馬場 2000m
発走予定時刻:4月30日(日) 17時35分
データ面からのポイント
- 8番ゲートが好成績だが、あまり枠による有利不利はない
- 勝ち馬は4、5歳の牡・せん馬が中心だが、年齢もさほど気にならない
- 地元のジョン(J)・ムーア調教師に注目
- 日本馬過去10年で【1-1-2-7】勝率9.1%、複勝率36.4%(1着は2012年ルーラーシップ)
- 3着以内馬の前走レースは香港ダービー組が最多
出走馬レーティング
- 1位 1.ワーザー 124
- 2位 2.シークレットウェポン 119
- 3位 3.デザインズオンローム 118
以下117でネオリアリズムとブレイジングスピードが続く
ブックメーカーオッズ(単勝オッズ)
- 1番人気 5.ネオリアリズム
- 2番人気 1.ワーザー
- 3番人気 8.パキスタンスター
※パディーパワー、ベット365、レースベッツ 3つのブックメーカーの平均
現地リポートより、個人的短評
- ワーザー 「陣営、超自信あり。良より重。」
- シークレットウェポン 「仕上がり良。3走ぶり鞍上Z.パートン「ライバルはワーザー・ネオリアリズム」」
- デザインズオンローム 「以前と比べると勢いはないが、状態は最近の中では最も良さそう。」
- ブレイジングスピード 「1.ワーザーのムーア師「怖い相手」。8歳とは思えない元気。」
- ネオリアリズム 「堀調教師香港滞在。モレイラ「とてもいい印象」」
- ザユナイテッドステイツ 「調整に疑問。」
- ディクトン 「仏馬だが、輸送心配なし。距離延長も心配ない。良より重。」
- パキスタンスター 「香港ダービー2着から引き続きいい状態。」
◎ 5.ネオリアリズム
◯ 8.パキスタンスター
▲ 7.ディクトン
△ 1.ワーザー、2.シークレットウェポン、4.ブレイジングスピード
レース当日の天気は晴れ。土曜も晴れ。馬場想定は良。
◎は延長、洋芝替わりを評価。マイルより2000でこその馬。モーリスを倒した馬が、香港で弱いわけがない。香港マイルはマイルだったからノー問題。マイルCSを3着しているぐらいだし、京都に似ているコースの1周洋芝ならパフォーマンスは必ず上がる。香港の中距離なら勝てるだろう。
◯はパキスタンスター。香港勢ではこれを1番手にしたい。ステップとしての香港ダービーは優秀なのだが、過去10年前走香港ダービーから続くQE2を制した馬は全て、香港ダービーも制していた。本馬は2着。香港4歳クラシックシリーズを5着(1600m)→2着(1800)→2着(2000)というところも延長で成績アップしているので良い。追い込み届かない善戦マンのイメージで〇が相応しい。
▲は父LawmanがGreenDesertから続く父系。母父にジャイアンツコーズウェイで字面だとマイラー色が強そうだが、近走は1600mで5→6→2着。4走前の仏ダービーではアルマンゾルの3着。これが2100m。距離延長をプラスに捉えた。仏馬自体の出走が少ない当競争だが、力は通用するだろう。