10月某日
気持ちの良い晴れ空の下
神奈川県は横須賀に遊びに出た。
何故”横須賀”なのかこれと言った理由はなく、
歴史と自然と異国情緒溢れる地というイメージがあったので1度は行っておきたいな、というシンプルに自分の中でいずれ行かなければいけないと思っていた土地だったから。
京浜急行 横須賀中央駅
平日のお昼前。人の数もまばらである。
駅東口前のロータリーから、1階に降り
県道26号線(通称:三崎街道)を北西方向に歩く。
片側1車線の道路には路線バスが通り、左右には
店が並び 所謂変わりのない普通の駅前商店街といった印象だ。
しばらく歩くと、横須賀の名所の1つ”どぶ板通り”にたどり着く。
うーん。思ったよりシャッター街だった。
平日の昼間となるとこの程度なのかは分からない。
横須賀名物”ネイビーバーガー”のお店
(横須賀はスカジャン発祥の地らしい)
どぶ板通りを西に歩くと
京浜急行 汐入駅に到着した。
駅前のロータリーでは路線バスが周回する、普通のローカル駅だ。
ここから、進路を北に向け第1の目的”YOKOSUKA軍港めぐり”をするべく、船の発着場へと向かう。
駅前ロータリーから少し歩く。本町3丁目交差点の歩道橋を渡る。
目の前に、港とショッピングモール イオンが現れる。
そう、このイオンの一角(裏側)にチケット売り場及び発着場:汐入ターミナルがあるのだ。
ここで、”YOKOSUKA軍港めぐり”のチケット(1400円)を購入。
平日だった為当日券の販売があったものの、週末になると予約で満員となってしまう事が多いそうだ。
当日券の販売は以下のページで確認が可能である。
13時の便を買った。
基本的に1時間に1本、45分周遊である。
出航まで時間があったので、近くの港が見えるカフェで小腹を満たしたり、
近くのヴェルニー公園を散策したり。
(ヴェルニーの由来は、横須賀造兵廠その他の近代施設の建設を指導し、日本の近代化を支援したフランス人技術者レオンス・ヴェルニーに由来する。-ウィキペディアより)
時間が来たので、軍港めぐりへ
以下が航路である。
道中
砕氷艦 しらせ 通称:南極観測船 や、
アメリカ海軍のイージス艦や、
護衛艦 いずも
などが見られた。
他にも、原子力潜水艦なども。
今日見られたものが、明日には出航していたりして
毎日港の景色は移りゆくため、何度まわっても新しい発見があるそうだ。
45分ずっと楽しめる、満足度の高い周遊ツアーだった。
港に戻り、次に向かうのは
街の北東側に位置する 無人島「猿島」だ。
猿島への移動は三笠公園にある、三笠桟橋からの定期便(こちらも◯時30分発で1時間おき)に乗って向かう。
発着場である三笠公園には
明治の日露戦争において、日本海海戦で連合艦隊の旗艦として大活躍した”三笠”が展示されている。
中は復旧改装され、展示室となっている。(入場料600円)
資料等がたくさんあり、色々と勉強になった。
横須賀の最終目的地”猿島”へ向かう。
当然、船で向かう。
三笠公園内、三笠桟橋より定期便が就航している。(定期便往復1300円+猿島公園入園料200円)
片道10分。
アドベンチャーアイランド 猿島
※猿島は東京湾に浮かぶ唯一の無人島で、湾内最大の自然島でもあります。
ホームページより。
明治中期から、東京湾口の守りを固めることを目的として「猿島要塞」が建造された。
適当に撮った写真を上げてみる。
一言でいうと非常に不気味である。
過去で時間が止まっている。
リアルファイナルファンタジーの世界だった。
横から爆発でもするんじゃないかとか思ったり。
普通にお化け屋敷みたいな感じですね。
物陰からコソコソと音が聞こえてビックリしたり(笑)ネズミだった。
歴史遺構マニアの僕としては、歴史を感じながら胸が締め付けられる思いにもなるし、これら建造物が醸し出す 恐怖 を気軽に体感できる素晴らしい場所だと感じました。
雰囲気はやはり 長崎 軍艦島に似てるのかな。
島から見える景色も、それまた良いのです。写真だと伝わりにくい
本州に戻り、CoCo壱番屋で
横須賀市内3店舗限定 海軍カレーを食べ
帰路についた。
1日で横須賀の2/3は楽しめたのではないだろうか。
え?残りの1/3はって?
どぶ板通りをもう少し満喫して
ネイビーバーガーを食べたら完璧でしょう!!
※イメージ