おわらいふ

【東サラ1歳馬】12月末更新 関西馬編

こんにちは。おわっっ(@rk_owaaa)です。

 

 

12月末に東京サラブレッドクラブ5回目の1歳馬更新がありました。

 

先日、関東馬をまとめましたので次は関西馬です。

それでは参りましょう

 

 

 

セレブレイションキャット15

(社台ファーム)
マシン運動60分、常歩3000m、ダク1200m、キャンター1200m、直線走路1000m。馬体重455キロ(11月末453キロ)
担当スタッフ「この中間から直線走路でF20~18秒のラップで乗り始めています。調教負荷を強めても体は安定していますし、コンディションは良好ですね。走ることにも前向きで、この時期の若駒としてはフットワークの完成度が高く感じます。もう遅れて入場したビハインドも感じませんし、これからはどんどん鍛えていけそうです」

 

ツインテール15

(ファンタストクラブ)
マシン運動30分、常歩2400m、速歩800m、ハッキング1200m、坂路調整。馬体重425キロ(11月末430キロ)
担当スタッフ「右トモ種子骨の炎症は化骨をうながす薬を注射で投与しています。1度打って場合によってはもう1度打った方が効果の出る場合もありますが、もう少し様子を見つつ考えます。これはノーザンファームしがらきなどでもよく使われている比較的新しい薬ですが、こうした症状への改善率の高さが臨床としても出ていますし、この仔の場合は早いうちに対処したので尚更心配はないと見ています。実際、稽古は他馬同様に坂路にも入れていますし、徐々に体力もついてきて軽そうな走りを見せていますから。ただ、欲を言えばこの時期ですからもっと大きくなってほしいですね。飼い葉を食べないわけではないのですが、少し遅くに入場してきて、環境の変化があったり、調教も段々ときつくなる段階で、馬にとってもきつい時期だとは思います。ただ、当初、猫をかぶったようにおとなしかった馬が最近はヤンチャな面も見せるようになってきたので、徐々に心身には余裕が出てきたのかなとも感じています。走る馬の体型をしていると思いますし、これからどんどん変わってくると思いますよ」
 

 

レッドエルザ15

(ノーザンファーム早来)
馬体重は431キロ(11月末441キロ)
順調に調教が進んでおり、現在、週3日は屋内坂路コース800mをハロン16秒のペースで登坂、週3日は屋内周回コース3000mをハロン22秒のペースで乗り込んでいます。馬体は良い意味で変わったところはありませんが、調教での走りには軽快さが増しています。坂路調教のペースも上げていますが、体の使い方も上手く、しっかりとした手応えで駆け上がっています。気性面でも特に気になるところはありませんので、このまま本馬の成長にあわせた適切な負荷をかけていき、上手く成長を促していきたいと思います。
  

 

サクラサクⅡ15

(社台ファーム)
マシン運動60分、常歩3000m、ダク1200m、キャンター1200m、直線走路1000m。馬体重475キロ(11月末470キロ)
担当スタッフ「この中間から週3回程度、直線走路でのキャンター調整をはじめ、合間に周回ウッドでのキャンターとトレッドミルを消化しています。少し毛が伸びてきましたが、脚元等含めコンディションは良好です。走らせた時に後肢の入りがまっすぐで、体躯を滑らかに前方に推進できています。以前はややぎこちない動きでしたが、走りのイロハを教えながら少しずつ四肢の動きに伸びも出てきたように感じています。この調子で全体の底上げを図りたいですね」
 

 

レッドヴァージン15

(社台ファーム)
マシン運動60分、常歩3000m、ダク1200m、キャンター1200m、直線走路1000m。馬体重484キロ(11月末480キロ)
担当スタッフ「週3回程度、直線走路でのキャンター調整。合間に周回ウッドでのキャンターとトレッドミル。メリハリを利かせたメニューで調整しています。コンディションは良好、牝馬にしては体躯もあるので見栄えもします。腰回りがしっかりしているので力強く推進することができますし、動きの方も合格点。ただ、ディープの産駒らしい手先の軽さ、弾きの良さはまだ出てきていない感じ。母系のカラーもあるのかもしれませんが、そうしたところが出てくれば尚楽しみな馬になると思います」
 

 

レッドメデューサ15

(ノーザンファーム空港)
馬体重434キロ(11月末433キロ)
担当スタッフ「今週からリフレッシュを兼ねてトレッドミルでF24秒のところを5分。それとウォーキングマシンの併用です。先週までは週3回坂路に入れて、うち2本は2本乗るなど順調にきていました。ペースはF17~18秒ぐらいで。馬体重は減ってもいませんが、増えてもいないので、ここでひと息いれて少しでも増やせればと思います。ただ、細いという感じはなく、相変わらず見栄えのする馬体が目につきますよ。不安なく順調に来ています」
 

 

エリモピクシー15

(ノーザンファーム早来)
馬体重は448キロ(11月末452キロ)
順調に調教が進んでいますが、ペースアップに伴って馬体重がやや減少傾向にありました。そのため、この中間は調教量を調整しながら進めており、現在は騎乗調教を1日おきに行っています。現在の調教メニューは、週2日は屋内周回コース1800mをキャンターで乗り込み、週1日は屋内坂路コース800mをハロン16-17のペースで登坂しています。馬自身は元気一杯で、しっかりと負荷をかけながら乗り運動を進めることができています。馬体は体高が伸び幅も出て少しずつ力強さが増してきました。気性面は幾分幼いところを見せているものの、特に問題になるところはありません。心身ともにまさに成長途上にありますので、引き続き本馬の成長度合いを見ながら調教を進めていきます。
  

 

プリンセスルシータ15

(社台ファーム)
マシン運動60分、常歩3000m、ダク1200m、キャンター1200m、直線走路1000m。馬体重425キロ(11月末422キロ)
担当スタッフ「この中間から週3回程度、直線走路でのキャンターを開始。合間に周回ウッドでのキャンターとトレッドミルも併用。馬体重に変動はありませんが、中身が伴ってきました。動きも良く身のこなしにも柔軟性を感じます。小柄なのにバネがあってタッチも軽く、乗り役の評価も上々。ただ、まだ気持ちは幼く前進気勢が薄いので、一緒に走る馬がいないと自らハミをとって行くぞという積極性は見せていません。この辺りは経験がものをいう部分でもあるので、乗りながら改善していければと思います。フィジカル面の良さが目に付くだけに、それに見合ったメンタル面の成長を促進させたいですね。そうして心身のバランスが取れてくれば楽しみな馬になると思います」
 

 

ショウダウン15

(ノーザンファーム早来)
馬体重は425キロ(11月末415キロ)
その後も順調に調教が進んでいます。12月から坂路コースにも入っており、現在は週1日の屋内坂路コース800mをハロン19-20のペースで登坂、週5日は屋内周回コース1800mをハロン20-22のペースで乗り込むメニューを消化しています。調教のペースアップ後も変わらず飼葉をしっかりと食べています。食べたものが少しずつ身になっている印象で、馬体にはハリが出てきました。まだ体つきは幼い印象ですが、本馬なりに成長していることが実感できます。気性面では変わらず我の強いところがありますが、調教では前向きな走りを見せており、騎乗スタッフの指示にもしっかりと応えています。まだこれから成長してくる本馬ですので、徐々に調教の負荷を高めて基礎強化を図りながら成長を促していきたいと思います。

 

マンボスルー15

(社台ファーム)
マシン運動60分、常歩3000m、ダク1200m、キャンター1200m、直線走路1000m。馬体重456キロ(11月末450キロ)
担当スタッフ「この中間から週3回、直線走路でのキャンターを開始し、それ以外の日は周回ウッドでのキャンターとトレッドミルも併用。背腰には緩さがありますが、これは父の同時期もそうだったので問題ないでしょう。その割に足腰が強く踏みつけに力強さを感じます。兄弟はどちらかといえばダートですが、この馬はしなやかな動きができるので芝も対応可能と思います。当初は気性の難しさを感じていましたが、調教が進むごとに競走馬としての自覚が芽生えてきたようでこれは嬉しい誤算でしたね。この調子で乗り進めていければと思います」
 

 

レディイン15

(社台ファーム)
マシン運動60分、常歩3000m、ダク1200m、キャンター1200m、直線走路1000m。馬体重466キロ(11月末468キロ)
担当スタッフ「直線走路に入れて週3回程度キャンター調整。合間に周回ウッドのキャンターとトレッドミルの調整。走路では集中して走れていますし、動きも良好。ただ、普段の所作や運動時にまだ遊ぶ方に気持ちが向いているあたりは若駒らしいといえばそうですね。馬体や身のこなしは悪くないので、乗りながら精神面での成長を促していきます」
 

 

アクアシャンデリア15

(ファンタストクラブ)
マシン運動30分、常歩2400m、速歩800m、ハッキング1200m、坂路調整。馬体重473キロ(11月末470キロ)
担当スタッフ「この中間から坂路にも入れて常時22~23秒で、様子を見つつ終いだけ20秒ぐらいまで上げることもあります。オルフェーヴルの仔にしてはもともとうるさい面もなく扱いやすい馬でしたが、ここにきてさらに大人っぽく成長してきた印象です。現時点の動きにも特に注文はないですし、こうして休みなく乗れているのが何よりですね。ただ、身体の成長に伴い、やや胴が伸びてきたのは気になるところ。今はまだ気になりませんが、胴が長い馬は背腰に疲れが溜まりやすいので、横に伸びるのはこのあたりで止まってもらいたいですね」

 

ビジュアルショック15

(社台ファーム)
マシン運動60分、常歩3000m、ダク1200m、キャンター1200m、直線走路1000m。馬体重444キロ(11月末442キロ)
担当スタッフ「直線走路で週3回キャンター、それ以外の日はウッドコースでキャンターを乗りトレッドミルも併用。順調にメニューを消化していますが、繊細で物見なども目に付き、精神面の成長が今後の課題。ただ、父の産駒らしく腰に強さがあって、それが筋力の強さにも通じています。精神面をケアしつつ、良い面をしっかり伸ばしていければと思います」
 

 

ダンスオンザルーフ15

(社台ファーム)
マシン運動60分、常歩3000m、ダク1200m、キャンター2000m、直線1000m。馬体重498キロ(11月末493キロ)
担当スタッフ「この中間、中旬頃にトモの球節に腫れを生じましたが、運動に切り替えて楽をさせたらすぐ引きました。軽い捻挫程度の症状ということで安心しました。現在は直線入りを再開しているので問題ありません。走りに関しては当初力みがありましたが、乗りながらいろいろと教えることで解消傾向にあります。体は大柄ですが、全体のシルエットはまだ薄手。乗りながら筋力強化を図っていきます」

 

ブランシェール15

(坂東牧場)
馬体重440キロ(11月末435キロ)
担当スタッフ「馬に合わせて焦らず放牧による体力強化を図ってきました。馬体重はそこまで大きく増えていませんが、獣医からゴーサインが出ましたので、22日に育成厩舎に移動しています。当面は長めのキャンターでしっかり身体作りをしていきたいですね。少し蹄底が薄いので保護のために、早めに鉄を履かせることも考えています」

 

シルバーフォックス15

(ノーザンファーム空港)
週3回坂路調整(F16)。馬体重444キロ(11月末432キロ)
担当スタッフ「中旬以降は坂路でF16秒を主体に乗り込んでいます。乗りながら身体も増えてきたのは良い傾向ですね。一時期少し堪えたように感じた時もありましたが、乗り越えてまた軌道に乗ってきました。動くも良く仕上がりも早そうですね。現行メニューを継続しつつ、時にリフレッシュも図りながら成長させていきたいですね。力強さも出していけたらと思います」

 

ライブリーチューン15

(社台ファーム)
マシン運動60分、常歩3000m、ダク1200m、キャンター1200m、直線走路1000m。馬体重488キロ(11月末484キロ)
担当スタッフ「直線走路でキャンターF20~18秒で乗っています。周回ウッドでのキャンターとトレッドミルも併用して順調に乗り進めています。乗るごとに体はごつくなってきましたが、皮膚の質感が良くて代謝の良さを感じさせます。キャンター時の走りに推進力が出てきましたが、その源になっているのが、腰とトモの筋肉の発達ですね。この調子で乗り込んでいきますよ」
 

 

アドマイヤエレノア15

(ノーザンファーム空港)
週4回900m坂路×2(F17)。馬体重420キロ(11月末410キロ)
担当スタッフ「引き続き坂路主体にじっくりと乗り込んでいます。今月からはF17秒ペースで乗っています。中旬にトレッドミルでのリフレッシュ時期を設け、今週から再び坂路入り。まだ非力な面はありますが、馬体はこの馬なりに徐々に成長しているので、稽古を重ねていけば力強さも出てくるでしょう。今後も成長を促すためにメリハリを利かせながらメニューを組んでいきます」
 

 

デルモニコキャット15

(社台ファーム)
マシン運動60分、常歩3000m、ダク1200m、キャンター2000m、直線走路1000m。馬体重510キロ(11月末506キロ)
担当スタッフ「直線入り後も順調でF20~18秒のペースで乗り込み消化しています。まだ少し敏感な面はありますが、稽古は休みなく乗られて順調にきています。この中間は体型的にも大きな変化は見られませんが、全体的にしっかりしてきたなという印象を受けます。大型馬でもあるのでここからまだまだ変わりそうですよ。全体に締まりが出て、良い筋肉がついてくればかなり立派な馬体に成長してくれそう。体を絞りつつ筋肉量をアップして動きにも切れを出していければと思っています」
 

 

ビーポジティブ15

(ノーザンファーム早来)
馬体重は487キロ(11月末484キロ)
順調に調教が進んでいます。現在、週3日は屋内坂路コース800mをハロン16秒のペースで登坂、週3日は屋内周回コース3000mをハロン22秒のペースで乗り込んでいます。運動量を増やしていますが、馬体減りもなくしっかりと乗り込むことが出来ています。馬体は全体的に筋肉が付いてハリが増してきており、フットワークにも安定感が出てきています。前進気勢が旺盛で活気のある動きを見せていますが、スタッフの指示にはしっかりと応えており、普段の様子でも落ち着きが増してきていることから、気性面の成長もうかがえます。今後も本馬の成長を見ながら運動の負荷を高めていき、力を付けさせていきたいと思います。