こんにちは。おわっっ(@rk_owaaa)です。
降級制度が来夏廃止へ 関係者の協議本格化、抹消時期に懸念の声もhttps://t.co/7YrNYCfCM0
— netkeiba.com (@netkeiba) 2017年1月23日
一部でウワサに挙がっていたことが、タイムラインを賑わせていました。
4歳馬の収得賞金が夏番組に切り替わった時点で半額となる今の降級制度。
正直、一口馬主をやっていても収得賞金?ナニソレ状態だったので、今一度現在の降級制度について調べてみました。それが今後、2018年夏を目処にどうなってしまうのか、個人的に考えていきたい。
収得賞金とは
JRAホームページより引用
–しばしば本賞金と混同されることがあるが、収得賞金は競走条件(クラス)を区分するための賞金のことを言う。中央競馬のレースの場合、レースで第1着(重賞競走は2着まで)となったときに、出走したレースの競走条件に応じて下表の金額が算入される。
1着になったときの賞金(重賞は2着以内)が収得賞金に加算される訳ですね。
だから、いくら条件戦で2着、3着を拾っても昇級しないんですね、、大体は理解していたが、文字として言葉としては正しく理解してなかった。
本賞金とは 競走馬がレースにおいて、1着から5着に入着した際に獲得する賞金のこと。らしい。
余談だが、以下の表は 地方および海外レースの収得賞金算出方法となっている。
1着本賞金 | 収得賞金に算入する額 |
---|---|
1200万円以上のとき | 本賞金の半額 |
400万円以上1200万円未満のとき | 一律に400万円 |
400万円未満のとき | そのままの額 |
2着本賞金 | 収得賞金に算入する額 |
480万円以上のとき | 本賞金の半額 |
160万円以上480万円未満のとき | 一律に160万円 |
160万円未満のとき | そのままの額 |
降級制度について(2017年1月現在)
クラスごとに計算を用いて、条件馬の降級について見ていきたい。
4歳夏、安田記念開催週より適用
・500万以下在籍=降級なし
オープン馬は2種類考えられる。
1種類目は上記同様の1クラス降級。400万+500万+600万+900万=2400万。
半減で1200万。1600万以下に降級。
2種類目は2クラス降級。オープン→1000万条件となるパターン。
2歳時に活躍した馬に多いパターンだ。
新馬+2歳500万+2歳オープンの400万+500万+900万=1800万。半減、900万や
最近だと、ミュゼスルタンの 新馬勝ち+新潟2歳S(G3)勝ちの
400万+1550万(1着本賞金3100万の半額)=1950万。半減、975万など。
よくできている仕組みだと感じる。
とりあえず、ここまでは現在の降級制度についてみてきた。抜け漏れはあるだろうが
つまり、これらの降級が来年夏を目処に廃止となってしまうのだ。
個人的には、最初のネット競馬の記事内に
高条件レースが増え、必然的に全体の賞金がアップするメリットがある。と。
いや、わからないでもないんですが、
やはり、現在のクラスで頭打ちになった際に、抹消という選択肢が早くなるという流れは確実に生まれるだろう。そのことについても、記事内に書いてある。
これから、一口で出資する時には、より一層 調教師や血統に注視して選んでいかないといけないなぁと。
別にね、改善してもらってかまわんのですよ。しかし急すぎるし、いきなり0にするのもね、、短絡的すぎませんか。
まだまだ物議を醸しそうなこの話題、気にかけていたい。